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白山−日本百名山
はるばる白山日帰り山行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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コース(タイム)大白川(5:22)−(6:58)大倉山−室堂−(9:09)白山(9:38)−(12:28)大白川
5年前に荒島岳をやったあとにその足で白山を登るつもりで、まずは荒島岳を雨の中、雨具を着けて登頂した。しかしその後も雨は降り続き、白山の登山口まで行ったものの、天気予報も悲観的だったので断念して帰っていたことがあった。 【大白川の駐車スペース】 林道の突き当たりがこの駐車スペース。上段にもありスペースはかなり広い。中央の小屋はトイレ。 下山後に撮影 外が明るくなり始めた5時20分に出発する。昨夜はだいぶ雨が降ったようで、地面や草木は濡れているがこの日は空の明るさから雨は降りそうもない。 登山口は上段の駐車場にあるようで、トイレの裏手の林の中を歩いて登る。上段の駐車場のすぐ側に避難小屋があり、何人か泊まっていたようで人の気配がする。 【平瀬道登山口】 駐車場から少し登ったところにある。白山室堂まで6.9kmとある。 登山道入口に入ると、いきなり急坂となる。気温は高くはないが湿気があるのですぐに汗だくになる。ブナ林の景色を楽しみながらゆっくりと登っていく。この尾根は大倉尾根と呼ばれているようで、大倉尾根といえば丹沢にもあるが似たようなものだ。眺望もなくひたすら急な上りが続く。 上り初めから1時間半ほどで大倉山の山頂に到着する。山頂といっても山頂らしくなく、道標がなければ通り過ぎたところだった。眺望も座るような所もないので、その先の避難小屋まで進むことにした。 【大倉山頂上】 2039m ピークらしくない 【大倉山避難小屋】 立派なログハウスの避難小屋(面積60u)。水場無し、トイレは無く、携帯トイレを使うよう指導しているようだが、在庫が切れていた。 避難小屋の中にはいると小ぎれいで、誰もいない。汗だくとなったTシャツを交換し、地図を開いて今日のコースを再確認した。前回はコースを間違えて余計な体力を使っているので慎重になる。 登りで休憩したのは大倉山避難小屋だけで、あとはひたすら歩いた。途中、ライチョウのような鳥を発見。白山のライチョウは絶滅したような気がしたが、少し細身だったので別の鳥だったのかもしれない。 【室堂センターへ】 室堂平の標高は2450m、高山植物の花畑で有名である。室堂センターの赤い屋敷が見えてくる。 室堂平近くまで来ると、雲海の上に出たのか青空が見られるようになった。あちこちに雪渓が残っているのが見える。室堂平まではあまり人には会わなかったものの、室堂平には多くの人がこれから山頂に向かう人やすでに降りてくる人が多く見られた。 【白山比盗_社】 白山神社の裏手が山頂の御前峰だ。鳥居をくぐって山頂を目指す。 室堂平から御前峰までは直登で、石段を一歩一歩登る。行き交う登山者の言葉は名古屋弁が多く、子連れの家族が多いのも特徴だ。そういえば白山は、富士山、立山と並び、日本三名山であった。古来から山岳信仰で登られていた山である。気軽に来るほど生やさしくはないが、機会があれば登っておきたい山なのだろう。 ハイマツ帯の高天原を越えて岩場の石段を登り切ると白山奥宮があり、その先が山頂である。 【山頂到着】 御前峰(2702m)。山頂からは北アルプスの眺望が素晴らしいはずだが、何も見えない。 【お池を見下ろす】 山頂から見えたのは、お池と赤い屋根の室堂センターくらい。周りは雲海で囲まれていた。 白山頂上の御前峰に到着。眺望はすべて雲海で、北アルプスなどは見えない。眼下には火口湖がいくつか見えている。頂上でしばらく休憩し、来た道を戻った。 駐車場に戻ってきたのは、12時半。7時間余りの行動だった。日帰り装備で荷が軽い割にはずいぶんと疲れた。当初は引き続き北アルプス入りすることも考えていたが、横浜へ帰ることにした。 7月に開通したばかりの白川郷IC・飛騨清見IC間のほとんどトンネル区間を利用し、高山市、安房トンネル、塩尻経由で中央自動車道に乗る。渋滞はなく、24時過ぎにインターを出るように調整して、自宅に着いたのは25時半くらいだった。 累積標高:1,697m 歩数:16日3,546歩 17日37,063歩
Camera:Canon IXY 910is,EOS KISS X2
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