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明神ヶ岳-神奈川県の山 明神ヶ岳-神奈川県の山 雨の中の箱根越え 雨の中の箱根越え 【道了尊の登山口】
コース(タイム)道了尊(08:55)-(10:12)見晴小屋-(11:26)明神水-(12:06)明神ヶ岳(12:35)-(13:03)鞍部-(14:07)宮城野
《山概略》
《明神ヶ岳へ》 伊豆箱根バスを道了尊で下車し、目の前の最乗寺へ向かう。灯籠の間を通り、正面に階段があるが、その左にある橋を渡る。杉の巨木が立ち並ぶ境内を道なりに進み、階段を登る。ひと登りすると明神ヶ岳への指導標が現れ、山道となる。地蔵群の前を通過し、杉植林の中を通り、防火水の赤いドラム缶を見送る。林道を横切り、植林帯の登りは続く。
再び林道に出て左に回り込んで道は続く。樹林帯の眺めのない道が続き、歩きはじめから1時間あまりで見晴小屋の前に出る。曇っているので見晴らしは無かった。ここに来て雨がぱらぱらと降り出した。すでに休んでいた二人組のハイカーは撤収するようで、登らずに降りていった。我々は、山の向こうにある強羅の宿に向かって進むしかない。雨具を身につけ、カメラはザックの中に入れて歩き続けた。 登るにつれて雨は強くなってくるようで、ただ黙々と歩くのみである。神名水、明神水と水場を確認することなく、指導標だけを見て現在位置を確認する。見晴小屋から90分ほど歩いてようやく稜線に出ることができる。稜線を少し右の方へ行くと、広場に明神ヶ岳の道標がある。三角点のある山頂はまだ先だが、皆のモチベーションが下がっているので、ここを山頂とした。
山頂にはベンチがあり、雨がぱらつく中、ここで昼食休憩を取った。休んでいる間にも、この雨の中稜線を歩いてくる人は少なくない。ある程度予想された天気であるはずなので、よほどの物好きなのだろう。我々は早々に休憩を切り上げ宮城野方面へ降りるべく、出発した。 稜線を明星ヶ岳方面へ歩く。もはや登りはないので楽である。本来眺めの良い稜線もガスに覆われ眺望は何もない。道脇には雨に誘われてか、ガマガエルの姿をよく見かけた。踏みつぶさないように気をつけて歩かなければならない。
今回は明神ヶ岳は寄らずに、その手前の下山道に降りていった。別荘地まで下り、そこからは舗装道だが、下りは続く。最後の方は石垣に沿った狭い道で、そこを通り抜けると、宮城野の集落に出る。 集落の個人商店の軒先で雨宿りしていると、ここからはタクシーで強羅まで行くことになった。店の人にタクシーを呼んでいただき、山歩きはここで終了。タクシーで強羅の宿へ向かった。宮城野から強羅へは再び登らなければならないので、タクシーでかなり楽をさせてもらった。
Camera:CANON EOS 6D
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