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ビアマウント登頂シリーズ

嵐山・高尾山

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MAP192*136
今年は東海自然歩道を逆から
日程 2006年09月09日(土)
山名 嵐山・高尾山
山域 神奈川県
入/下山地 ピクニックランド前/高尾山口
メンバー 石川,吉田,福島

コース(タイム)

ピクニックランド前(9:56)−(10:49)嵐山−(13:08)城山(13:29)−(14:20)高尾山−(15:10)ビアマウント(17:15)−(18:00)高尾山口

 今年のビアマウントへのアプローチは、東海自然歩道の逆コースを行く、ピクニックランド前から嵐山を経由して、城山、高尾山へ至るコースである。電車やバスの情報はインターネットで調べおいた。
 自宅から予定通りの電車に乗るが、次の横浜駅乗り換えから1本ずつ早くなる。しかし、高尾駅からは予定通りのホリデー快速に乗り換え、相模湖駅で降りる。駅で降りたのはほとんど学生であった。しかもその学生集団は、この次に乗る予定の三ヶ木行きのバスに乗り込むではないか。どうもこのバスは、大学を経由するバスらしい。それにしては、ダイヤは過疎地ダイヤで本数は少ない。
 相模湖駅前で石川@横浜さんと合流。3ヶ月前のキャンプでの忘れ物の帽子を無事渡すことができた。9:20発の三ヶ木行きのバスは見送り、観光案内所の前のパンフレット置き場で資料を収集する。相模湖町や相模原の観光マップは有用だ。前者には今日歩くルートが記載されている。
 9:46発の三ヶ木行きのバスに乗車。バスの中で吉田さんが合流する。このバスも学生が多い。ピクニックランド前までは7分ほど、料金は190円。ピクニックランドには次々と車が入っていく。なかなか繁盛しているようだ。我々3人組はピクニックランドの入口とは反対の東海自然歩道を歩く。土手の壁に嵐山方向を示す道標があるので、その方向へ進む。墓地を通り抜け、ピクニックランドのフェンス沿いに歩く。草が生い茂り、このところ人が歩いた形跡がない。そして狭い山道は蜘蛛の巣が張り巡らされている。小枝を拾い、その蜘蛛の巣を払いのけながらゆっくりと前進することになった。破壊した蜘蛛の巣は数知れず、蜘蛛には申し分けない。それにしても東海自然歩道がこんなに荒れていて良いのだろうか。
 嵐山までの登りは湿気が多く、汗が止めどもなく出てくる。東海自然歩道の道標がときどきあるが、ほとんど腐っていて朽ちている。荒れた山道でも、迷うところはなく、1時間足らずで嵐山の山頂(405.9m)に到着。人はおらず、木のテーブルも朽ちて倒れている。眺望は相模湖を見下ろせる。相模湖を取り囲むように町並みがあり、さらに町並みを取り囲むように緑が広がる。紅葉の頃は綺麗なはずだ。相模湖町の観光パンフレットは、嵐山からの紅葉の写真が使われている。そもそもこの嵐山という名も、紅葉で有名な京都の嵐山にちなんで名付けられている。
 嵐山から弁天橋方面の下山道は、ピクニックランド側と違って広く、蜘蛛の巣もほとんど無い。こちら側はまだ歩かれているのだろう。車道まで下り、右手に進む。道標に従い、弁天橋に向かって左折する。公衆トイレの横を通り、下っていくと、釣り人だろうか、アズマ屋で宴会をやっている。

photo 192*128 【弁天橋と相模川】

 嵐山から弁天橋まで下り、再び登り返す。相模川は人工湖である相模湖から始まる。

 相模川の最も上流である弁天橋を渡る。橋の先はつづらの上り坂となる。登り切ったところに神社があり、お清め水で手を洗う。住宅地を歩き、国道20号に突き当たる。信号を渡る前に商店の自販機で飲料を買って飲む。吉田さんは500mlのコーラを一気のみしていた。信号を渡り、目の前の城山に取り付く。
 城山登山口の竹藪で、12:00のチャイムが鳴る。ここまで座って休めるところは無く、ここで初めて腰を下ろして休憩とする(ここも休憩適地ではないが)。

photo 192*128 【城山の竹林】

 城山登山口からすぐのところ。心地良い風が吹いていたのでここで休憩した。

 城山への登りでは、下山者と次々とすれ違う。ここを下る人はほとんどが相模湖駅へ向かうのだろう。
 13:08、城山(670.6m)に到着。たくさんテーブルがあるなかで休憩する。ここの売店の名物はかき氷で、てんこ盛りのかき氷を食べている老若男女は多い。
 城山で20分ほど休憩し、次の目標である高尾山へ向かう。高尾山は城山より低く、一度下って登り返すことになる。
 14:20頃、高尾山(599.0m)に到着。山頂で待っていた齋田さんと合流。高尾山頂は若者が多い。他の山では見られない光景だ。そう言えば、富士山もこのような感じである。若者にとっての山は高尾山と富士山しかないのだろう。
 高尾山頂で少し時間をつぶし、ビアマウントに向かって少し下ったところで。山頂を巻いてきた大山さん、chifuさんと合流する。これで今回のメンバー全員が揃うことになる。大山さんとは2年ぶり、chifuさんとは鎌倉アルプス以来の再会である。

photo 192*128 【高尾山ビアマウント】

 年々混雑が激しくなる。開店時間に合わせて入場した。

 最近、ビアマウントは15:00開場になっている(以前は16:00)。それでも会場前から入口では長蛇の待ち行列。入場の打刻は15:15だった。
 ビアマウントからの眺望は湿気のため良くない。今年の夜景は望めないようだ。眼下の中央自動車道のジャンクション工事はよく見える。早く東名まで繋がって欲しいものだ。
 残暑厳しい中で発汗した水分を補給するべく、ジョッキのビールを飲み干す。しかし、寝不足と空腹と疲労で一気に酔いがまわり、またバイキングで一気に満腹となり、早く帰って風呂に入って大の字になりたくなった。大山さんは高尾で二次会だ!吐息巻いている。しかし、その大山さんも終盤はかなり酔いが回ってきているようだ。今年は定時の2時間でビアマウントを出た。
 ビアマウントの外は入場待ちの大行列。今年から入場待ちの人達にもビールやジュースを振る舞っていた。この時間に来る人は、整理券を受け取るために行列に並び、入場待ちドリンクをもらうために行列に並び、そして入場するために行列に並ばなければならない。ビアマウント満員御礼の札は、ロープウエイ麓駅、高尾山口駅、高尾駅に掲示してあった。ほとんど社会現象並みの混雑である。メンバーは高尾駅で解散し、八王子経由横浜線で帰宅した。

Camera:Panasonic DMC-FX9

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