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東京都の山

高尾山から陣馬山


高尾山MAP
高尾の冬の花、シモバシラを求めて
日程 2008年01月03日(木)
山名 高尾山・陣馬山
山域 高尾山稜
入/下山地 高尾山口/和田
メンバー 大山、福島

コース(タイム)

高尾口(9:00)−(10:08)高尾山−(11:41)城山−(12:17)影信山(12:50)−(14:10)陣馬山−(15:10)和田

 大山さんが高尾へ行くというのでついて行った。集合は京王高尾山口に9時。自宅を7時少し前に出発し、8時35分に高尾山口に着いた。駅前は多くのハイカーでにぎわっている。左手の駐車場も満車のようだ。正月早々よくもこんなに多くの人が訪れるものだ。
 9時少し前に大山さんが到着し、早速出発。正月なので、薬王院経由の方がよかろうと言うことで1号路の東海自然歩道を歩くことにした。
 この日も朝から快晴で、日溜まりは暖かいが、金比羅台までは北面の陽の当たらない上り坂で冷え冷えとしている。しかし、歩いているうちに汗をかいてくる。
 金比羅台からの眺めはよく、横浜のみなとみらいや東京の高層ビル街、筑波山なども遠望できた。風もなく、煙突から出ている煙が垂直に伸びている。元旦はここから初日の出を拝んだ人も多かっただろう。

photo 192*128 【高尾山頂】

 参道の人混みに比べ、山頂まで来る人は少ないようだ。青空の下、日の光が暖かい。

 人の多い薬王院を経由して高尾山の山頂に到着する。すでに座れるところは満員で、大山さんはどんどん先に進んでいく。見晴台のところは茶屋が撤去され、本当の見晴台になっていた。立木もきれいに刈られ、眺望がよくなっている。正面はもちろん富士山で丹沢や南アルプスも見ることができた。冬の高尾山は初めて来たので、これほどの眺望は初めてだった。

photo 192*128 【富士遠望】

 見晴らし茶屋が撤去され、展望台となっていた。正面に富士がよく見える。冠雪の具合が最も富士山らしい。左に大室山、右に御正体山を従えている。

 高尾山の頂上を陣馬方面に下り、モミジ台を右の方へ行く。このあたりがシモバシラのスポットだという。その場所は以前はなかった道がロープで仕切って作られていて、シモバシラの説明の看板があった。しかしそのシモバシラのためにわざわざ作られた道にはシモバシラを確認することができなかった。暖冬の影響だろうか。
 こりゃだめだとあきらめてハイキング道に戻って歩いていくと、山の斜面に向かってカメラを構えている何人もの人たちがいた。道のすぐ脇にシモバシラが群生していたのである。初めて見るシモバシラはまるでカマキリの卵であった。カマキリの卵は少し黄ばんでいるが、それを白くしたような感じだ。しかし、シモバシラの形はいろいろある。花のように開いたものもある。夢中で写真に収める。最近買ったデジカメのマクロ機能を試す良い機会だ。

【多様なシモバシラ】
 斜面のシモバシラは一丁平の手前あたりまでしばらく続いた。一丁平から城山を経て影信山で食事休憩。そして陣馬山へ向かう。2時に近い時間で陣馬山から向かってくる人がけっこう多い。高尾まで行ったら真っ暗になるはずだが、この人たちはどこに降りるのだろうか。山の格好ではなく、普通の街着の人も多い。

photo 192*128 【陣馬山頂】

 陣馬山頂の白馬は健在である。太陽は富士の上に落ちようとしていている。ここでもダイヤモンド富士が見られるのか話題になった。

 陣馬山に到着。山頂の白馬は相変わらず健在だ。山頂は家族連れなど人が多い。駐車場のある和田峠から30分で来られるので、割と簡単に来ることができる。我々はバス停のある和田の里までコースタイムで55分下ることになる。
 和田までは急な下り坂が続く。車道に出てから10分の歩きだが意外と長く感じる。バス停に到着すると、数少ないバスダイヤの15時20分発のバスがちょうど来た。

Camera:Canon IXY 910is

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