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日本二百名山平標山・仙ノ倉山 |
コース(タイム)入広道の駅(4:30)=平標登山口(6:48)−平成新道−(9:03)平標山ノ家(9:39)−(10:26)平標山−(11:45)仙ノ倉山(12:02)−平標山−(14:00)松手山−(15:08)平標登山口=(16:40)猿ヶ京温泉(18:15)=(23:30)横浜 前日に浅草岳の登頂を果たし、入広瀬村の道の駅(野山の幸資料館)の駐車場で一夜を明かした。駐車場は広いので、テントを張って寝ても良かったのだが、最近は設営・撤収がめんどくさく、夜露に濡れると面倒なので多少窮屈でも車の中で寝ている。次の車は足を伸ばして眠られるものにしようと思っているが、なかなかこのご時世では手が出せない。その駐車場から平標山登山口へ移動。朝早いので高速道を使うまでもなく、順調に車は進んだ。 平標山登山口の駐車場は山の陰になっており、空気が冷たい。駐車場のトイレで用を済ませ、登山開始。道は松手山経由の急坂ルートと岩魚沢林道のゆったりコースがある。我々3人は後者のルートを取る。登山口からすぐに別荘地となり、アスファルト道が続くがゲートがあり車は進入できないようになっている。林道の先に駐車スペースがあるが、そこは利用できないようだ。1時間ほど歩くと左手に道が分かれ平成新道となる。平標山の立て看板があり、この山の見どころが「山頂付近・仙ノ倉山への稜線のお花畑」、見ごろが「花6月中旬〜7月中旬・紅葉9月下旬〜10月上旬」などと書かれている。 平成新道は途中から丸太を使った階段状の登り坂となり、さらに勾配がきつくなるとつづらとなる。高度を稼ぐにつれ、雪を抱いた苗場山の稜線が見えてくる。足元の雪が増え、バテ気味のところで急に赤い屋根が見えてくる。平標山の家だ。ここで休憩。周りの景色を楽しむ。 遅れて追いついてきた二人は、今日で3日連続の登山だ。僕が合流する前日に守門岳に行っている。この日の登山は当初乗り気ではなかったようだが、事の成り行き上おつき合い頂いた形になった。平標山の家からは残雪の上を歩くが、樹林もなく快晴の太陽の元で紫外線と眩しさに耐えなければならない。幸いサングラスは持ってきていたが、日焼けの方は、日焼け止めを塗っていたが、汗で流れてあまりその用をなさなかった。平標山までの一直線の急坂を一歩一歩ゆっくりと登っていった。 平標山の山頂(1983.7m)は平らな広場となっており、そこには雪がない。360度の景色が素晴らしい。天気が良いので遠くの山までよく見える。大山氏はまだ追い付いてこないが千ノ倉山までは行かないとのことで、伊達氏と二人で千ノ倉山へ向かう。見通しの良いアップダウンを繰り返し、途中のピークでパノラマ写真を撮る。 千ノ倉山山頂(2026.2m)も平標山同様に広場状になっていて、方位盤がある。この日はすこぶる天気が良く、その方位盤に示された山名はほとんど確認できた。 【千ノ倉山山頂】 山頂で自分の写真を撮ってもらうことはほとんどしないが、この日は伊達氏に撮ってもらった。(11:46) 平標山では大山氏が待っているので急ぎ戻る。目の前の平標山の奥には軍艦のような苗場山の山並みが左右に広がっている。この道は往路よりも復路の方が眺めがよい。平標山への直登を登ると大山氏が待っていた。3人で休憩した後、大山氏は雪渓をミニスキーで下っていき、私と伊達氏は松手山経由で下山した。巨大鉄塔からは急坂の下りで、やはり登りでは使いたくないところだ。 帰り道の国道17号沿いにあるテルメ国境で温泉に入り、食事を取る。ビールを飲めないのが辛いところであるが、この後に待ち受けているであろう渋滞のために鋭気を養う。
Camera:CANON Power Shot G2
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