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御坂黒岳−山梨百名山

梅雨の合間に花の山へ

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登山ルートMAP280*158
日程 2008年06月14日(土)
山名 御坂黒岳
山域 富士五湖周辺
入/下山地 大石公園
メンバー Chifu、稲葉、大山、福島
行動時間 6時間15分
歩行距離 13.6km


コース(タイム)

大石公園(09:06)−(11:20)新道峠−破風山−(12:37)黒岳−展望地(13:11)−(15:22)大石公園

 御坂黒岳へ仲間と行くことになった。いつものように橋本駅7時集合。土曜の朝の16号線は非常に混むのだが、意外とスムーズに進む。ガソリンが170円を超えた影響だろうか。ガソリン高騰で渋滞が無くなるなら歓迎すべきことである。
 相模湖ICから高速に乗り河口湖ICで降りる。料金はETC割引が効き700円と安かった。河口湖を回り込み、大石公園の駐車場に車を駐める。何かイベントが行われるようで、駐車場の半分は大型テントが占有していた。


photo 192*128 【大石公園】

 車は富士を望む湖畔の大石公園駐車場に止めた。園内にある施設は「ブルーベリーの里 河口湖自然生活館」で中は土産物屋。下山してからここでくつろぐことになる。

 駐車場の目の前にある河口湖の標高は830m、黒岳の標高は1793mなので、標高差は900mほどある。稜線のアップダウンを加えると、先週に引き続き1000m以上を登ることになるだろう。
 駐車場からの道は地図ではわかりにくいが、とりあえず山の方へ向かって歩いていく。そしてGPSを頼りに住宅地を道なりに歩いていくと右手に浅間神社が見えてくる。神社の正面には裾野を広げた雄大な富士が構えている。道は上り坂になり周りは別荘地となる。斜面に立ち並ぶ別荘はほとんど人が住んでる気配がない。別荘地の道をいくぶん遠回りしながら進んでいくと、林道になる。
 子連れの大きな外人が登山に来ているのだろうか。子供が水場の水を飲むために地面にはいつくばって水を飲んでいた。高台にある道路とパイプから出ている水場が50cmほど離れていて、水は5mほど下の沢に注いでいたのである。
 車など来ないと思っていた林道で後からバンが追い抜いていった。車内に100Lはありそうな大きなザックを積んでいた。いったい山中で何泊するのだろうと思ったが、この林道の先にパラグライダーの発車場があるらしく、その装備だったようだ。しばらくしてそのバンは運転手だけで下っていった。

photo 192*128 【つづらの坂を登る】

 林道歩きのあとは植林帯の急坂となる。つづらを黙々と歩く。

 林道の右手に案内板があり、そこからが新道峠への山道になる。後から来た外人は字が読めないのか、林道をそのまま上がっていった。教えてあげれば良かっただろうか。その後彼らを見ることはなかった。
 案内板の前で少し休憩してから、山道に入っていく。道はいきなり急登が続くが、つづらになると少しは楽になる。道脇には花が多く様々な種類が咲いている。いちいち花の名前を教えてもらうが、数歩歩くと忘れてしまう。また、写真を撮るために停滞することが多くなる。
 新道峠に到着。稜線は人通りが多い。どうやら反対側の尾根のすぐ下まで林道が延びて駐車場があるようだ。97年の地図を持ってきていたが、仲間の地図が今年度版で、比べてみるとだいぶ新しい道ができているようだ。新道峠(見付峠)で軽く昼食を取る。

photo 192*128 【新道峠付近の富士山ライブカメラ装置】

 太陽電池パネルがあり、そこから電源を取っているようだ。画像ファイルの転送はau携帯電話で行われているようだ。閲覧URLも記載されていた。
 http://www.teewebcam003.jp/cgi-local/sin/sin1/imageview.cgi
 

 新道峠から黒岳方面へ向かう。破風山までは緩やかな登り。途中、富士山ライブカメラの装置がある。すずらん峠まで下って、黒岳まで登り返す。
 黒岳山頂(1792.7m)に到着。一等三角点がある。数人が休憩して食事を取っていた。三坂峠方面からも続々と人はやってくる。山頂は眺望がないので200m先の展望地まで移動した。

photo 192*128 【黒岳山頂】

 黒岳山頂(1792m)。一等三角点がある。山頂から眺望はないが200mほど先に富士を眺める展望台がある。

 200mも歩いた気はしないが展望地に到着。展望地からは正面に富士山が見えるが、半分ほど雲に覆われている。全体的に靄もかかっている。河口湖周辺はびっしりと住宅が建ち並んでいるのが分かる。
 新しい地図では展望地から広瀬へ下る道が続いているので、その道を下ることにした。ほとんど一直線の下りで尾根を直滑降するような感じの急な下りだ。
 烏帽子岩のとこは岩場で眺めが良いので休憩する(地図上の烏帽子岩とは別)。
 1時間半ほど下って広瀬の下山口、すなわち登山口に出るが、このあたりは道標もなく登り口はまず分からないだろう。下り専用の道を降りてきたようだ。
 車道に出て河口湖の方へ歩いていく。右手に奇抜な門がいくつかあり、何かと思ったら、久保田一竹美術館だった。左手には駐車場があり、観光バスも停まっていたので著名な美術館なのだろう。

photo 192*128 【湖畔を歩いて戻る】

 下った広瀬から駐車場までは湖畔に沿って歩くことになる。湖畔も色とりどりの花が咲いているが、外来種が多い。

 通りを右に曲がり、しばらく歩道を歩く。途中から湖畔の遊歩道になり、半ば雲に隠れた富士山を見ながら大石駐車場に戻る。
 大石駐車場のラベンダー館横のテラスでしばらくくつろいだ後、山中湖方面の紅富士の湯へ向かった。気持ちよく汗を流した後は道志経由で橋本駅へ行き、無事に皆を降ろして横浜への帰途についた。

累積標高:1200m
歩数:21,224歩
2003年の記録

【登山道の花】
posi 144*96 posi 144*96 posi 144*96
 【@スイカズラ】
 【Aヒメレンゲ】
 【B■■】
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 【Cアカツメクサ】
 【Dコゴメウツギ】
 【Eマイヅルソウ】
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 【Fクサタチバナ】
 【Gギンラン】
 【Hキンポウゲ】
posi 144*96 posi 144*96 posi 144*96
 【Iグンナイフウロ】
 【Jウグイスカズラ】
 【Kエンレイソウ】
posi 144*96 posi 144*96 非公開
 【Lフデリンドウ】
 【Mクルマバツクバネソウ】
 【N絶滅危惧種】
posi 144*96 posi 144*96 posi 144*96
 【Oチゴユリ】
 【Pヤブウツギ】
 【Qマルバウツギ、オトコヨウゾメ?】
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 【Rエゾノタチツボスミレ】
 【S■■】
 【21キショウブ】

photo 192*128 【展望地からの眺め】


立ち寄り湯情報
紅富士の湯★★
山梨県南都留郡山中湖村山中865-776
700円、10:00〜21:00、毎週火曜日定休(7・8月を除く)
アルカリ性単純温泉、生ビール・大広間・食堂有

Camera:Canon IXY 910is,EOS KISS X2

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