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比婆山-広島県の山 比婆山-広島県の山 県民の森から最短コースで 県民の森から最短コースで 【山頂は樹林帯】
コース(タイム)県民の森(07:04)ー(08:16)門栂-(08:21)比婆山-(08:44)烏帽子山-(09:17)出雲峠-(09:53)県民の森
《山概略》
《比婆山へ》 駐車場がすなわち比婆山の登山口となるのだが、様々な方向に道が延びているのでどこに進んで良いのか分からない。野鳥の森案内図という案内板があり、そこに比婆山が書かれている。どうやらスキー場のゲレンデの上に行けばいいようだ。案内板の左手に車両通行止とかかれた道標がある草原の道を進んだ。 芝生の広場を奥へと進むと、屋敷林のように木の塊がある。近づいてみると中には神社があった。鎮守の森だ。金屋子神が祀られている金屋子神社のようで、早くも日本神話の世界だ。 鎮守の森を通り過ぎ、ダート道を進む。左手は沢を挟んでキャンプ場があるようだ。固定テントがいくつも張られている。道なりに歩き続けるが、このあたりは指導標がないので道が正しいのか分からない。とにかく上を目指して歩けば何とかなるだろう。道はスキー場のゲレンデに出るので、そのままゴンドラに沿って登っていく。
ゲレンデはスキー場としてはそれほど急斜面ではない。車の轍が残る道をゴンドラの上の駅まで登った。ゴンドラ駅の山側は樹林帯で覆われているが、登山道が続いている様子はなかった。そのままスキーの上級者コースとかかれた方へ歩いて行くと、下り斜面になる前に樹林帯の中へ続くけもの道のような踏み跡があった。そこを進んでいくと無事に登山道と合流することができた。 登山道には比婆山(御陵)を示す指導標があるので、一安心。そのまま歩くと八合目の道標がある。それほど登りらしい登りもなく、ブナの森を鑑賞しながら歩いて行く。水場の前を通過し、九合目にある烏帽子山との分岐を左手の比婆山御陵方面へと進む。
山頂付近にはブナに混じってイチイの木がある。ブナは国の天然記念物だが、イチイの方は庄原市の指定となっている。比婆山の山頂(1264m)は樹林帯の中の広場のようなところにあるので、山頂という雰囲気ではない。十合目の道標がなければ山頂と分からないところだ。御陵としての小さな祠があり、朽ちて使い物にならないベンチがある。 山頂で比婆山伝説の説明を読むが、周辺はガスがかかってきて神秘さが増してくる。このあたりは休むような場所もないので先へ進む。今回は山頂ピストンではなく周遊コースを歩き、出雲峠から下山する予定だ。
御陵から烏帽子へ向かう。うっそうとしたブナ林で、緩やかな下り道を歩く。途中、先ほどの分岐した烏帽子山直接ルートと合流する。樹林帯を抜けて低木帯になると、目の前に三角の岩が見えてくる。等身大の岩で、これが烏帽子岩だ。周辺にはいくつか烏帽子岩があるので、これは出雲烏帽子岩というらしい。 烏帽子岩から少し進むと広場に出る。ベンチもあり明るくて気持ちの良さそうな場所だが、ガスっていて眺望がないのが残念である。。方位盤によると道後山や三瓶山、比婆山御陵、吾妻山が見えるようだ。
出雲峠まで縦走を続ける。この稜線は島根県との県境で、左手が島根県奥出雲町である。途中、植林帯やトラバース道があり、それを抜けると緑の広場の出雲峠に出る。ベンチがあるのでそこで一休み。ここまで人と会うことはなかったが、ここに来て登ってくる人が次々と通過する。親子連れの姿も見られた。
出雲峠からは県民の森の遊歩道となっているのか、道が広くしっかりしている。広葉樹の森の中を歩いて行くと、いくつか分岐があるが、いずれもその先で合流するようだ。明るい場所に出ると、目の前にはコンクリの建物がある。そのまま道なりに下っていくと駐車場の分岐の一つに到着する。ここに来て空には青空が見え、丘のような道後山の山頂が見えていた。 下山後は、比較的新しい施設のひばごん郷温泉へ。このあたりはあまり温泉の選択肢はないが、九州方面へ帰るのにそれほど遠回りではない場所にある。複合施設の中にある、塩素臭が気になる温泉だった。
Camera:CANON EOS 6D
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