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道後山-日本三百名山 道後山-日本三百名山 花の名所は猛暑が見頃 花の名所は猛暑が見頃 【道後山頂】
コース(タイム)月見ヶ丘(6:43)ー休憩所ー(7:31)岩樋山ー(7:48)道後山ー大池ー(9:00)月見ヶ丘
《山概略》
《道後山へ》 駐車場から正面に小高い山が見えるのは岩樋山で、道後山はその奥にあるので見えないようだ。登山口の標高はすでに1080mあり、山頂との標高差は300mも無い。今回はお気楽山行になりそうだ。準備をして歩き始めた。 登山口の案内板には「道後山の草花」の一覧が月ごとにあり8月は20種ほどの記載がある。この日はどれだけ見られるだろうか。駐車場の周りは草原だが、登山口からすぐに樹林帯となる。歩き始めて早くも花が現れ、写真を撮りながら進んでいく。 道は階段状の登りになり、ひと登りすると休憩舎のある好展望地に到着する。正面に登山口の駐車場を見下ろすことができ、車が一台増えているのがわかる。その奥の山並みは比婆山連峰のようだ。左の方には猫山も見える。 展望地から再び樹林の中に入り、そこを抜けると分岐がある。岩樋山を巻いて道後山に向かう道と、岩樋山へ行く道である。巻き道は帰りで使うので、岩樋山の方へ向かう。周りの見通しが良くなると風が出てきて、花が揺れるので写真を撮りづらくなる。しかし、夏の暑さを忘れる心地よい風である。
岩樋山は標高1271m。山頂は広い草原のため、360度の展望も一ヶ所では見づらく、それぞれの方向に少し移動して見る事になる。中国地方の山は不案内だが、北東の方向に見える伯耆大山はすぐに分かる。中国地方で唯一の日本百名山である。 岩樋山から少し東に進むと、ようやく道後山の山頂が見えてくる。すぐ隣の山で、少し下って登り返すだけで距離もそれほど無さそうだ。以前は牧場だったというこの周辺は緑に覆われ、見通しが良い。 岩樋山頂を東に10分ほど下って、ゆったりと登り返すと道後山頂に到着する。一等三角点があり標高は1268.4m。岩樋山より若干低いが同様に眺めが良い。
【下山】 道後山のコースは周遊コースに近く、同じ道をあまり歩かないのがいい。道後山からさらに進んで東へ下ると道は左右に分かれる。左は持丸山登山口で右が大池経由で月見ヶ丘となっている。右へ進み、道後山を回り込むように戻っていく。緑が生い茂る中を歩いて行くと右手に大池がある。大池という割りにはそれほど大きくはなく、ちょっとした水たまりが奥の方に見えている。
岩樋山の中腹を巻き、蝶やトンボが舞う中を歩いて行く。月見ヶ丘までの下山ではようやく登山者とすれ違うようになる。展望舎を経て駐車場まで戻ると、山陰新聞社の記者が取材に来ていてこれから登るところだった。道後山を記事にするそうだが、どんな記事になるのだろうか。 行動時間はわずか2時間であったが、花の種類も多く、山頂の草原の雰囲気も良かった。時期をずらせばまた違った雰囲気を味わうことができるだろう。 下山後の温泉は庄原IC近くのかんぽの郷庄原さくら温泉(600円)へ。到着が早すぎたので、温泉の営業開始までしばらく待つことになった。風呂はさすがに豪華で贅沢な作りだった。何度でも利用したいところである。 施設の外に出ると真夏の暑さが照りつけていた。この日はどこかで車中泊して山口県の高壺山へ行こうかと思っていたが、この暑さでは車中泊はできそうもない。この日のうちに福岡の実家まで高速を飛ばして帰った。
Camera:NIKON COOLPIX P300
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