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扇ノ山-鳥取県の山

扇ノ山-鳥取県の山

急登続き展望少ない

急登続き展望少ない

【休憩適地の山頂】

休憩適地の山頂

山行情報
日程 2018年9月23日(土)
山名(山域) 扇ノ山(西日本
入/下山地 ふるさとの森登山口
メンバー 単独行
行動時間 2時間55分
歩行
距離
登り
下り
歩数
4.4km 468m 468m 10,493歩
■■■

コース(タイム)

ふるさとの森登山口(07:40)-(08:44)扇ノ山(09:54)-(10:35)ふるさとの森登山口

 《山概略》
 扇ノ山は兵庫県と鳥取県の県境にある1310mの山。両県から複数の登山ルートが有り、山頂は鳥取県側にある。氷ノ山など、この地域にはセンと読む山が多い。中国山地でも屈指の豪雪地帯で、山頂には背の高い避難小屋がある。氷ノ山後山那岐山国定公園の中に有り、二本三百名山。  

 《アプローチ編》
 横浜から福岡への帰省の途中での登山、前日は滋賀県の金勝山を登り、中国自動車道の加西SAで車中泊している。加西SAを5:00に出発して国道29号を北上。八頭町のふるさとの森駐車場を目指した。
 ふるさとの森あたりまで来たものの、まだ道は奥の方へと続いていたので、そのまま進み続けた。道は狭かったがしばらく舗装された林道が続き、山腹の林道と合流。右に曲がって少し行くと駐車スペースが有り、その先に登山口が見えてきたので、そこに駐車した。


登山口近くの駐車スペース
【登山口近くの駐車スペース】
   この橋はちょっと怖い
【この橋はちょっと怖い】

 《扇ノ山へ》
 登山口には環境省が設置した案内板がある。ここがふるさとの森登山口で、山頂まで2.0kmあるようだ。登山口は他に姫路登山口、畑ヶ平登山口、河合谷登山口とあり、いずれも中国自然歩道となっている。ここの登山口は人の気配が無く、山頂まで人と会うことはなさそうだった。
 案内板の横にある登山口から樹林帯となる。自然林なので植林と違って趣がある。隣には沢が流れている。薄暗い森の中を道なりに進み、丸太を渡した橋を渡る。丸太を縦に歩くのは最も危険だ。湿って滑りやすさが倍増しているので、わずかな距離だが注意して進む。

急坂が続く
【急坂が続く】
   疲れた頃タイミング良くベンチ
【疲れた頃タイミング良くベンチ】

 道はかなり昔に整備されているようで、朽ちかけた指導標や案内板がときどき出現する。登り道は階段状に作られている。高度を稼いでいくと、背の丈ほどのチシマザサに囲まれた道となる。正面が明るくなり、展望台のような所に出る。あいにく雲が多く展望は見られないが、氷ノ山方面が見えるのだろう。傾いたベンチがあるのでここで小休止する。

あっけなく山頂
【あっけなく山頂】
   ドローンで上空から撮影
【ドローンで上空から撮影】

 展望台からは明るい道となり、笹に覆われた狭い道を上っていくと扇ノ山山頂(1,310m)となる。ササを刈って山頂広場を確保したようで、二階建ての避難小屋が有り、ベンチもあるので休憩には適している場所である。草に埋もれた二等三角点もある。
 しばらく山頂に滞在しているうちに、河合谷や煤ヶ平方面か  山頂に着いたときは誰もいなかったので、ドローンを真上に飛ばして様子を撮影してみた。樹林帯の中で山頂だけ広場となっているのが分かる。避難小屋の中も偵察し、窓が大きく明るい避難小屋の2階からは見通しが良くなる。先ほどよりも雲が薄くなり、氷ノ山と思われる山容も見えている。

帰りは天気が回復
【帰りは天気が回復】
   林道が見えてくる
【林道が見えてくる】

 しばらく山頂に滞在しているうちに、河合谷や煤ヶ平方面からもそれぞれ人が登ってきた。そこそこ人気のある山のようだ。まだ朝と言える時間帯なので、これからまだ登ってくるかもしれない。山頂には1時間余り滞在し、下山した。
 下りは登ってきた道の引き返し。登ってきたときよりも天気が回復し、道も明るくなっている。下りは勝手知ったる事もあり、あっという間に駐車場所に到着する。
 下山後は、八東地域福祉センター鍛冶屋温泉へ行くことにした。国道29号に出て徳丸駅のあたりを左に行った小高い場所にある。近代的な建物で利用者も少なく、ゆっくりできる場所である。

付近の山 氷ノ山(1999.04.30)、那岐山(2010.12.26)

立ち寄り湯情報
 
鍛冶屋温泉久遠の湯★★★
場所:鳥取県八頭郡八頭町東593-1(TEL:0858-84-2210)
泉質:硫酸塩、炭酸水素塩泉
料金:500円・時間:9:00~19:00
休館:火曜日(ただし祝日の場合は翌日)、年末年始
食堂:無、露天:無
Camera:CANON EOS 6D Mark II

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