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弥彦山-新潟県の山 弥彦山-新潟県の山 朝も暗いうちから登山者多数 朝も暗いうちから登山者多数 【山頂御神廟からの眺め】
コース(タイム)彌彦神社駐車場(5:49)-(6:24)五合目-(7:04)弥彦山-(8:22)彌彦神社駐車場
《山概略》
遊歩道のようなところを歩いて行くと、左手に洗い場があり、デッキブラシが用意されている。これはなかなか気が利いている。昨日の黒姫山で登山靴が汚れているので、下山したら使わせてもらうことにした。 遊歩道から左に曲がり、杉木立のさらに暗い中に入っていく。鳥居をくぐり、茶店のような小屋の前を通り過ぎる。薄暗い木立の中、階段状の登りが始まる。しばらく歩くと、一合目の道標とベンチがある。道標は一合ごとに九合目まで続く。
道はつづらの登りだが、ほどよい傾斜で歩きやすい。三合目を過ぎると山頂方面の山肌が見えてくる。色とりどりの紅葉が綺麗だ。四合目には再びベンチ。五合目には鳥居があるが、登山道とは別の方を向いている。鳥居の先に古い道があるようだが、現在は通行止めとなっている。それでも地元の年寄りは、昔からその道を登っているのか、通行止めを無視してそこを歩いている。
六合目には谷筋に短い橋が架かっている。安全に配慮したよく整備された登山道である。その先には朝日を浴びたあずま屋が見えてくる。ちょうど東の方向に展望が開けて下界が一望できる。住宅よりも田んぼが多いことが分かるが、米所の新潟らしい。遠くの山並みの奥から朝日が煌々と光を放っている。 七合目にはわき水がある。ここでのどを潤していく登山者も見られた。朝早いため、登山者は比較的年寄りが多い。中でも赤ヘル赤ジャージの登山者が足早に登っていったが、名物登山者なのだろうか。
八合目を越えると稜線の建物が見えてくる。稜線の上に出ると九合目で、反対側に日本海が見えてくる。正面にうっすらと細長い島が見えるが佐渡島だろう。島には高い山はなく、ピザ生地のように土地が横に広がっているのがわかる。 九合目にルート案内図があるので、それを見て山頂の位置を確認してから西の方へ進む。もう急坂はなく、緩やかな遊歩道を歩いて行く。竹のような鳥居をくぐり、NHKの放送施設の横を通り抜け、階段を登ると再び鳥居がある。扁額には御神廟と書かれている。鳥居の先の右手に、弥彦山と書かれた大きな石碑がある。
御神廟を左に回り込み、南西に向いた御神廟で拝礼する。このあたりが弥彦山の山頂(634m)になるのだろう。低山ではあるが周りに高い山など無いため見通しが良い。南西の方向には昨日登った黒姫山方面の山並みが見えている。 道中たくさんのベンチがあったが、この山頂にはベンチがなく休むことができない。もちろん神殿なのであろうはずはないのだが。一通り写真を撮って下山した。
下山は来た道を戻る。多くの登ってくる人とすれ違いながら、快調に下って駐車場に到着。駐車場は満車状態だが、次々と車がやってくる。下山後は近くの道の駅にあるてまりの湯へ入るつもりだったが、時間が早すぎるため、少し横浜方面へ走ってから入ることにした。 車を走らせること約90分で10時となり、魚沼市の見晴らしの湯こまみに入った。少し郊外の静かな場所にあり、三日間の山旅の締めくくりとした。
Camera:CANON PowerShot S100
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