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吾妻耶山−群馬県の山 吾妻耶山−群馬県の山 巨大な三基の祠は誰が... 巨大な三基の祠は誰が... 【吾妻耶山頂上】
コース(タイム)横浜(4:42)=駐車場(8:50)−吾妻耶山−(12:07)駐車場
《山概略》
リフトに沿って雪の解けた斜面を登っていく。こんな状況でも2人はスキーを担いで登っている。登っている斜面はゲレンデの上級者コースらしく、かなりの急坂である。気を抜くと下まで転がり落ちそうな斜面だ。途中斜面は谷越えになり藪の中を突破する場面もあったが、その嫌らしいところは一ヶ所だけだった。 リフトは思いの外上の方まで続いていて、なかなか山頂駅が現れない。足もとには徐々に雪が増えてきた。このあたりは降雪機があるので多くの雪が残っているようだ。 リフトの山頂駅でもあいかわらずFM放送がガンガン流れている。リフト駅の少し先に夏山登山ルートがあり、少し下ったところに指導標が立っていた。山頂へは右の方へ登っていく。樹林帯の中に入り、踏み跡はないもののかすかな登山道の気配を感じながら進んでいく。 雪はあったり、無かったりの道を進み、目の前に山頂が見えてくると、石門が出迎えてくれる。二本の穴の空いた石柱が立っている。穴には木がはめ込まれていたのだろうが、今となってはその姿が想像できない。 山頂には、三基の巨大な石の祠が並んでいる。案内板によると、明治時代に麓の村々が組になってそれを担ぎ上げ設置したようだ。山頂の奥に行くと眺めが良く、谷川岳を中心に上越の山なみが見渡せる。ここから見る山はどれも雪で真っ白だ。 【吾妻耶山頂上】 標高1,341m。巨石で作られた三基の祠がある。由緒によると寛文2年(1662年)、この地に立派な吾妻耶神社神殿が建立されたそうだ。当時は地元民の信仰が厚く、山道の途中に露店が並ぶほどの賑わいだったそうだ。現在の石殿は明治24年に建立されている。 山頂から三角点の方へ向かったが、雪が深く場所が分からなかった。GPSを持っていたので宝探しのように探せば良かったのだが、そのときは思いつかなかった。 下山はリフト山頂駅までは来た道を戻った。大峰方向のゲレンデはまだ雪が多く、スキーが楽しめそうだ。スキーを担いできた人にとっては、そこからが本領発揮である。ツボ足組は先行して降りていったが、スキーを履いた大山さんと石川さんはあっという間に下っていった。
Camera:Canon IXY 910is,EOS KISS X2
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