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白山・日向山−神奈川県の山 白山・日向山−神奈川県の山 関東ふれあいの道、巡礼の道を行く 関東ふれあいの道、巡礼の道を行く 【巡礼峠】
コース(タイム)飯山観音前(7:16)〜(8:00)白山〜(9:24)七沢温泉〜(10:05)日向山〜(10:35)日向薬師バス停
《山概略》
観音堂の左手奥に登山道は続いている。男坂を登っていくと、以前はなかった鹿よけの柵があり、その扉を開けて中に入る。柵には電気が流れているようで、ずいぶん厳重だ。扉には電気は流れていなかった。 階段状の急な尾根を登ると稜線に出る。標高は300m足らずなのであっという間である。まずは右手の白山神社の方へ向かう。小ぶりな鳥居をくぐると小さな池があり、濁った水が満たされている。涸れることのない池との説明書きがある。
白山神社は三坪ほどの小さな神社。ここから来た道を戻り、白山山頂へ向かう。三角点のある山頂はすぐ近くで、間もなく展望台が見えてくる。白山山頂(283.9m)の展望台の上に立つと東側の展望が広がる。しかしまだ朝早いためか逆光となり真っ白である。ここからは大山が影になって富士山は見えないようだ。 《日向山へ》 白山から南の方へ下り、むじな坂峠に到着する。ベンチがあるのでここでひと休みして汗を拭いた。このあたりは関東ふれあいの道で、道標がしっかりと整備され、次の目標地点までの距離がわかりやすい。短い距離で峠が続き、物見峠を通過して階段状の急な下り坂を進む。 巡礼峠は道が入り組んだ交通の要所であるようだ。地蔵や石碑が多く立っている。案内板で道を良く確認し、七沢方面へ下る。植林の薄暗い中を進み、鹿よけ柵を通過すると集落に出る。指導標に従い道なりに進むとバス通りに出るので、その道を横断する。
七沢温泉に続く舗装道を歩き、観光マップの案内板で道を確認する。村中山観音寺の前を通り、舗装された林道を登っていくと、右手に日向山への登山口がある。この辺りは完全に植林帯で、くしゃみを連発しながら登っていく。 広沢寺からの道と合流し、左手の尾根を登ると日向山の山頂(404.4m)に到着する。白山より高く、この日の最高峰である。山頂では水の神様である弁天様が祀られている。この日はあまり人と会うことはなかったが、五人ほどのパーティーが山頂で休憩していた。
日向山からは先日も歩いた道で、日向薬師の方へ向かう。梅の木尾根起点の峠まで降り、左手に進む。日向薬師の駐車場が近くなると梅の木畑があり、ちょうど花が三分咲きだった。駐車場に降り、そのまま日向薬師の方へ向かう。日向薬師は葺き替え工事の準備が始まり、本殿のまわりには柵ができていた。 日向薬師の参道を歩いていると、携帯電話の緊急地震速報が鳴り出した。まわりにあるスギの巨木が倒れるかもしれないと思ったが、それほど揺れることもなく、事なきを得た。バス停に到着するとすでにバスが止まっていて、それに乗り込み帰宅の途へ着いた。 Camera:SONY DSC-WX1
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