自宅から往復3時間、朝飯前散歩
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日程 |
2004年05月30日(日) |
山名 |
日向山 |
山域 |
丹沢 |
入/下山地 |
日向薬師駐車場 |
メンバー |
単独行 |
横浜(5:10)=(5:55)駐車場−(6:14)日向山−日向薬師−駐車場(6:55)=(8:10)横浜
日向山は自宅から最も近い山の一つだ。土曜日の昼頃に軽い気持ちで出かけることにした。しかし車を走らせてからものの10分で渋滞にはまった。この後、国道246号線を走らなければならず、そこも渋滞しているのは明らかだ。あきらめて引き返し、帰宅した。
そして翌朝、雨の天気予報は見事に外れ、空は晴れていた。朝の5時に出発すると、道は順調で1時間かからずに日向薬師の駐車場に到着。今後早朝以外に車を走らせることをしないと誓った。
駐車場から道標に従い、日向山へ向かう。日向山まで1.2kmとある。30分とかからない山だ。まだ日が高くないので、薄暗い雑木林の中を登っていく。木々には名札が付いていて、ムラサキシキブやスダジイなど、それぞれ説明書きがある。
昔の祠跡や、炭焼き跡地を通過して、ひと汗かいたころに山頂に到着する。
【日向山頂上】
標高404m。伊勢原市と厚木市の境界にあたる。山頂の祠には天明八年(1788年)と刻まれている。
眺望は東の方向だけ開かれている。この日は逆光ともやでよく見えなかった。
下りは山頂奥の広沢寺方面の道を歩く。途中、目の前を二匹の鹿がこちらを伺いながら横切った。丹沢でよく見かける鹿よりも小ぶりなので、子供の兄弟だろうか。しかも人間から避けるように去ったところを見ると、餌付けされていない本来の野生の鹿なのだろう。丹沢では鹿に会うと餌をねだられることが良くある。
四辻まで下りると左に折れて日向薬師のほうへ戻る。駐車場からすぐ先の日向薬師に立ち寄った。
【日向薬師】
正式には日向山霊山寺。霊亀二年(716)に行基によって開かれた。宝物殿には本尊の薬師三尊像は一木造りのなた彫りだそうだ。本尊の開扉は、1月1,2,3,8日、4月15日のわずか5日間だけである。
境内には立派な杉が多いが、中でもかながわの名木100選の「宝城坊の幡かけのスギ」は樹齢300百年、県の天然記念物に指定されている。
薬師でお参りし、自宅へ戻った。往復3時間、朝飯前の行動であった。
Camera:SONY DSC-U30
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