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神奈川県の山塔ノ岳 |
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ヤビツ峠−富士見山荘(9:30)−(10:24)二ノ塔−(10:40)三ノ塔−烏尾山−(13:22)塔ノ岳−(15:45)大倉 仲間に誘われて丹沢の塔ノ岳へ突然行くことになった。塔ノ岳は昨年も登っており、これまで3回ほど訪れたことがあった。しかもこの日の天気予報はあまりよくなかった。しかしながら千葉からわざわざ来られるので、神奈川県民としては同行しないわけには行かない。という訳で、丹沢日帰り山行へと赴くのであった。 秦野駅からヤビツ峠へのバスは日に3本ほどしかない。8:18発のヤビツ峠行きは8割方ハイカーで残りは地元住民。満席になることなく出発した。 ヤビツ峠のトイレは凍結のため使用中止となっていたが、少し登ったところに新しいトイレできていて、そちらが使えた。 【富士見山荘】 ヤビツ峠のバス停から登山口の富士見山荘までは峠を越えてアスファルト道をしばらく歩く。10年前はこの富士見山荘前にマイカーをとめて丹沢山を往復している。(9:28) 【烏尾山荘】 山荘の中で昼食休憩を取ることにする(11:05)。持参の食事を終えてくつろいでいるうちにぱらぱらと雨が降ってきた。夕方から崩れるとの予報であったが、山は崩れは早い。雨具をつけて塔ノ岳に向かった。 【鎖場】 山荘のオヤジが3カ所の鎖場に気をつけるように、といっていたうちのひとつ。(12:15) 【塔ノ岳山頂】 塔ノ岳山頂(1490.9m)はすっかりガスに覆われ、眺望どころか50m先もよく見えない。(13:22) 尊仏山荘の中では多くの登山者が休憩しており、ここでは山荘のオヤジに尊佛岩について聞いた。尊佛岩は山頂近くにあった不動尊の石像で、関東大震災で谷底へ落下してしまっている。そのうちその落ちた石像を捜索しようと言う話が仲間内であり、今回塔ノ岳へたまたま来たものだからついでにその消息を聞いておこうとしたのである。山荘のオヤジによると石像の残存基部は小屋から6分ほど歩いたところにあり、案内しないと見つけるのは難しいとのこと。また落下した御本尊については、この80年間多くの人が探しまくって見付からないので、いまさら発見されるわけがないとのことであった。そして最後に、見つけてくれればありがたいこっちゃ、と締めくくった。情報収集を終え、大倉尾根をひたすら下る。 大倉バス停のバスの本数は多いので、あまり時間を気にする必要がない。併設の秦野ビジターセンター(昨年の山行記録参照)を見学した。尊仏山荘にあった尊佛岩の写真がここにもあった。 【塔ノ嶽の尊佛岩】 『昔から信仰の対象であったこの岩は、塔ノ岳北裏の水場の近くにあった。水場には不動尊の石像が立っている。大正12年9月1日の関東大震災に、この巨岩は脆くも崩れて、金沢の底深く沈んでしまった。その在りし日の姿を留める唯一の写真。(大正9年秋撮影?)』 16:02 バス停横のレストランで食事をし(たいしたメニューはなく、カレーと生ビールを食す)、周囲が薄暗くなる中バスに乗り、帰路に就いた。 Camera:CANON Power Shot S10 |
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