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石砂山-神奈川県
石砂山-神奈川県
ギフチョウ求めて石砂山へ
ギフチョウ求めて石砂山へ
【山頂まであとわずか】
○山行情報 | ||||
日程 | 2022年4月17日(日) | |||
山名(山域) | 石砂山(高尾山稜) | |||
入/下山地 | 篠原の里駐車場 | |||
メンバー | 林夫妻、浜岡、山地、嶋田、福島 | |||
行動時間 | 2時間35分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
4.9km | 370m | 370m | ---歩 |
○コース(タイム)
篠原の里駐車場(08:55)-(09:52)石砂山(10:28)-(11:29)篠原の里駐車場
《山概略》
神奈川県の天然記念物としてギフチョウが指定されている。美しいその姿は「春の女神」と呼ばれている。神奈川県の北部にある石砂山が生息地で、春のこの時期に出現することで知られる。前回7年ほど前に訪れた時は、山の中腹から山頂にかけて、多くのギフチョウが舞っていた。
《アプローチ編》
橋本駅で仲間と合流し、車で篠原の里駐車場へ向かう。車が一台やっと通れるような道を走り、山あいの篠原の里に到着する。混むときは満車になる駐車場だが、9時前に到着した時点では空きは多かった。駐車場は有料で500円を入口にある巣箱の料金箱へ入れる。
《石砂山へ》
駐車場を出て右に進む。しばらく車道の路側帯を歩く。この道は東海自然歩道で、その指導標が立っている。石砂山までは1.8kmと表示がある。右手に小さな橋があるので、車道から分かれてその橋の道を進む。
ギフチョウの案内板があり、更に進むと公衆トイレがある。民家が数軒建ち、八重桜が咲いている。小さな畑では放し飼いのニワトリが、せっせと地面をついばんでいる。
沢沿いの道で、左に橋が架かっているところが登山口となる。22年ほど前にここを通ったとき、民家の柵越しに二匹の犬がやたらと吠えまくっていたが、さすがにその犬はもういない。橋を渡ると、ヒル注意の看板がある。まだヒルは出ないだろうと高をくくっていたが、この日自宅に帰ってから足首から出血があり、ヒルにやられたことが発覚することになる。
登山口からは急坂となる。道脇にはヒトリシズカやテンナンショウの花が咲いている。針葉樹林から広葉樹林帯になると、ギフチョウを見られるはずだが、やはりこの日は曇っていたため、ギフチョウは飛んでいない。以前は山頂でも多く見られたので、それを期待して山頂へ向かう。
新緑の中、横木の急な階段を登っていくと石砂山の山頂(578m)に到着する。すでに何人かが休憩している。期待していたギフチョウは見られなかった。眺望は焼山などの丹沢は見えているが、富士山は見えなかった。
テーブルが空いたので、テーブルで休憩し、昼食を取った。40分ほど山頂に滞在して来た道を下った。急な下り階段で、慎重に下る。よくこの急坂を登ってきたものだ。
里まで下りたらゆっくりと歩く。道脇には様々な花が咲いている。来るときに見たニワトリはもう姿がない。駐車場に戻ってもまだ昼前だ。温泉に行こうかという話もあったが、まだコロナ禍は続いており、そのまま解散となった。石砂山はまた来年も来てみたいが、曇りではギフチョウが見られないことが分かったので、よほど条件がよくない限り再訪は難しい。
Camera:CANON EOS 90D