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大日山-千葉県の山 大日山-千葉県の山 滝を巡ってぐるりと周遊 滝を巡ってぐるりと周遊 【良く整備された遊歩道】
コース(タイム)市営駐車場(7:03)-(7:40)坊滝-(8:01)大日山(8:20)-(8:50)市営駐車場
《山概略》
駐車場左手の道の方へ行き、2本へ移行して伸びる左の道を進む。緩やかな登りの舗装道で、増間七滝遊歩道と書かれている。「この先路面洗掘のため車両通行止」と気になる立て看があるが、洗掘とは聞いたこともない言葉だ。車両はダメでも人は通れることを期待して、先に進む。 道なりにしばらく歩くと、右手に満々と水をたたえたダム湖が見えてくる。道は舗装道から林道に変わり、坊滝と書かれた指導標に従って進む。林道を1kmほど歩くと、再び通行止めの看板。しかし、道をふさいでいる様子はなく、道も普通の林道だ。結局最後まで通行止めの意味はわからなかった。
林道から右手に下る階段があり、下っていくと七つ滝の最初の滝である水垢離の滝を見ることができる。それ程大きな滝ではないが、植物が生い茂って視界を妨げよく見えなかった。 滝を見てから林道に戻り、歩き続ける。続いてメインの滝である坊滝がある。先ほどと同じように、右手に下ったところから見ることができる。案内板によると、お坊さんが水垢離をした滝なので、坊滝らしい。先ほどの滝よりは落差は大きく、立派な滝だ。
坊滝のすぐ先の右手に太鼓橋という小さな橋がある。これを渡ると、ようやく山登りらしく登りが始まる。しかも良く整備された階段だ。これをひたすら登っていく。 頂上まで420mの指導標があり、柵に沿って進むと朽ちたテーブルのある分岐に出る。ここから山頂へはピストンとなる。
山頂に続く階段を登る。柵を挟んで二車線ある階段だが、右側を歩くべきなのだろうか。人がいない山なので、気にすることもないのだが。階段を登り切ると半分樹林帯半分展望の山頂に到着する。山頂には水仙の花が咲き、祠の中には大日如来の像がある。三角点とともに立つ道標には房州低名山大日山333.3mと書かれている。ちょうど東京タワーと同じ高さだ。
山頂からは東方面の展望が開けている。富士山も見えるようだが、この日は見えなかった。しかし富山や東京湾は見渡すことができた。写真を撮るなどして山頂滞在は20分ほどで下山する。階段を下って分岐まで戻り、周遊を再開する。
県道までの遊歩道はさらに綺麗に整備されていて、気持ちよく歩くことができる。ときおり日が差し小春日和の陽気である。道なりに歩いて行くと舗装道に突き当たる。そこを左に進むと誰も利用していない駐車スペースがあり、そのすぐ先が県道である。 県道を右に曲がり数分も歩くとスタート地点のトイレが見えてくる。駐車場の車は1台増えただけである。2時間足らずの周遊山行だが、歩き甲斐のあるコースだった。車に乗り込むと、次の大山へ向かった。途中、館山城に立ち寄るが、ここも周りの景色が素晴らしかった。
Camera:CANON EOS Kiss X6i
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