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御所ヶ谷-福岡県の山 御所ヶ谷-福岡県の山 古代の城壁を越え原生林へ 古代の城壁を越え原生林へ 【見事な石組みの神籠石】
コース(タイム)登山口(14:00)-神籠石-(14:30)御所ヶ岳(14:39)-(15:00)登山口
《山概略》
道の脇には大師像があり、その先に広場があり、大師堂がある。このあたりは地蔵や仏像が多く立ち並んでいる。道なりに進んでいくと行き止まりになってしまい、大師堂まで戻るとその奥にホトギ山への指導標があった。 大師堂から先の登山道は細くなり、本格的な山道となる。このところ人が入った様子が無く、道にはびっしりとクモの巣がかかっている。小枝を拾ってそれらのクモの巣を、申し訳ないと思いつつ排除していく。つい気を抜くと顔面にクモの巣を貼り付けてしまう。
天気は晴れていたが朝方雨が降ったようで、湿度が高く蒸し暑い。原生林の中で日はあたらないが汗だくになりながら細い道を登り続ける。人に驚いた蛇がにょろにょろと逃げていった。 御所ヶ岳はいくつか登山道があるようで、2回ほど道が合流する。下山時に間違えないようにしなければならない。そろそろ山頂が近くなったころに、岩場の展望台がある。その先に山頂がある。
御所ヶ岳(ホトギ山・246.9m)の山頂には三角点がある。この先に縦走道はなさそうで、藪になっている。それほど高い山頂ではないが、まわりは平野なので見通しはいい。主に南側の眺望が得られる。海の向こうに見える山は国東半島だろうか、犬ヶ岳や英彦山も見える。眼下の集落には田んぼが多い。 下山は来た道を戻る。クモの巣は排除したので、もう枝を振り回す必要は無い。神籠石もう一度見直し、登山口へ戻った。 行動時間はちょうど一時間で、誰とも会うことは無かった。さすがに真夏のこの時期に山に入る者はいないのだろう。 Camera:CANON PowerShot S100
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