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守屋山-長野県の山 守屋山-長野県の山 名山に囲まれた大展望の山 名山に囲まれた大展望の山 【西峰山頂】
コース(タイム)杖突峠口(09:53)-分杭平-(11:14)東峰(11:40)-中嶽-(12:01)守屋山(12:54)-東峰-(14:30)杖突峠口
《山概略》
《守屋山へ》 登山口となる杖突峠の駐車場は、広くて余裕があるが、トイレがないのが難点である。男の場合はあまり気にしないが、1時間ほど歩いたところの広場まで行くと一応トイレはある。 ソーラーパネルのフェンス沿いの林道を少し歩くと左手に登山口がある。特にコース案内図などはなく、守屋山登山口と書かれた指導標があるだけの簡素な登山口である。カラマツの森の中へ入り、さっそく登りが始まる。良く踏まれた道で、登山者が多いことが伺える道である。一度林道を横切るが、そこには謎の絵画と平家物語の句がある。その先には、パオのような謎の家がある(あとで調べると別荘地の宣伝用らしい)。
しばらく樹林帯の歩きが続き、林道に合流すると左手に湿原のような場所がある。守屋山座禅草コースと指導標があるが、そこには入らず林道を歩いた。林道は左の方に回り込み、守屋山登山道入口とかかれた公園のようなところに出る。ここが分杭平で避難小屋やトイレ、水場がある。 登山道は分杭平の左の方へ続いている。山火事注意の赤い旗があり、鳥居のような門をくぐって登りは続く。道は尾根状になり、登りはじめの樹林帯より空が広く見える。まわりはウリのような木肌の木(ウリハダカエデ)やシラカバなど見慣れない木が多い。
山頂が近くなると、道は急坂となり、ゆっくりと進む。胸突坂で東峰まで10分とかかれた道標がある。途中鎖場もあるが、それを使うまでもなく、樹林帯から抜け出したら東峰の山頂(1631.2m)である。山頂は遮るものがなく360度の大展望である。岩の上に立つと、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスなど錚々たる山なみを見渡すことができる。諏訪湖やそこを取り囲む町並みも箱庭のようだ。しばらく写真を撮るなどして過ごしたが、まだこの奥の西峰が守屋山の主峰なので、移動しなければならない。 東峰を下り始めるとすぐに、鉄格子に囲まれた守屋神社の奥峰がある。西峰までの稜線にはブナの木もあり、道沿いに橅難観音と書かれたブナの木もある。根元の隙間に観音様が安置されている。その先のカモシカ岩を通過し、クマザサに覆われた道を進む。オオカメノキ並木に入ると、正面に山頂が見えてくる。白い小屋を通過し、目の前の山頂まであと一息である。左手は植物保護の柵があるが、オキナグサが咲くようだ。
守屋山山頂(西峰1650.3m)に到着。山頂は丘のようになっていて広く、多くの人が休んでいた。山頂には一等三角点もあり、東峰以上の好展望が広がる。目の前に諏訪湖が見える斜面を休憩場所とし、ザックをおろした。改めてまわりの山々の写真を撮り、山名の同定をする。山頂は携帯の電波が入るので、いろいろと便利だ。 下山は来た道を下る。途中分岐は(林道以外で)一カ所しかないので、ほぼ迷うことはない。今回のコースの行動時間は4時間半ほどだが、休憩が多く実質3時間ちょっとである。気軽にすばらしい眺望を楽しめる山だが、横浜から行くにはそれ以上の時間をかけて来なければならないのが難点である。 翌日は、中部の仲間と合流して鹿嶺高原へ行くので、この日は日帰り温泉ではなく、南アルプスの入り口にある仙流荘に宿泊・入浴することになる。 【西峰からの諏訪湖と八ヶ岳】
Camera:CANON EOS 6D
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