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西上州の山鹿岳 |
甘楽PA(9:00)−下高原(10:20)−本峰−南峰(13:10)−(14:05)下高原 鹿岳に一番近い高速道路上のパーキングが甘楽PAだったので、そこを集合場所にした。7名が4台で集合。下仁田ICへ一列で向かったが、どうした訳か先頭の津田号がICで降りずに松井田妙義の方へ行ってしまった。仕方なく3台で鹿岳登山口へ向かった。 鹿岳登山口では、高速を使わなかった石川号が待ちかまえていた。津田号が戻ってくるまで登山口でしばらく待つ。四方を岩峰に囲まれた登山口だ。 ようやく津田号が現れ、8人全員が集まる。初級の女性が一人いたが、津田さんは彼女にハーネスを付けている。もちろん他の誰も付けていない。そんな大げさな、と誰もが思ったがそれが後に(彼女にとって)役に立つことになる。 駐車スペースから、車道を奥へと歩くと右手に鹿岳登山口と書いた看板が見える。民家の脇を通り抜けて山へと入る。杉林の中に入り込み、ゆっくり歩いていたら、後ろの方から早いとクレームが付き、更にスピードを落とす。徐々に坂も急になってくる。 【コル】 おおざっぱなハシゴの先が二ノ岳で手前が一ノ岳。結構やせ尾根である。(11:36) (10:22) 1時間ほど歩くと一ノ岳と二ノ岳のコルにでる。膝を悪くしている吉田さんと、手を悪くしている津田さんはここで休憩。残りの6人で二ノ岳へ向かう。盛り上がった二ノ岳を少し右側に回り込むと落石注意の小振りの横断幕がある。もろい岩峰なので本当に落石がきそうなところだ。二ノ岳への登り口には上からロープが垂れている。10mほどのかなりな急な岩場を登っていかなければならない。妙義の山を含め、このあたりの岩場は足下よりも更に下まで切れ落ちているので、とても高度感がある。10mの岩場でも下は50mはあろうかという程の高度感である。なれているとはいえ緊張する場面である。ここで初級の高鍋さんのハーネスが役に立つことになる。上から近藤さんにロープで確保され、無事登攀を果たす。 標高1015mの二ノ岳が鹿岳の本峰となる。狭い山頂には10人ほどの先着パーティーがいた。中高年の女性が中心だが、よくもまあ登ってきたものだ。狭い山頂を占拠していたが、看板の前での記念撮影に協力してもらった。しばらく眺望を楽しんだ後、コルの方へ戻った。 コルからは8人で一ノ岳へ。二ノ岳同様眺望が良い。こちらにはちょっとした岩があり、それに登ると眺望は更に良くなる。岩の上には「摩利支天」とかかれた石碑が建っている。そういえば甲斐駒ヶ岳にもあるこの「摩利支天」であるが、帰って調べると、「光・かげろうの神格化。自らの姿を隠して災難を除き、利益を与えるという。もとインドの民間信仰の神であったが、日本では武士の守り本尊とされ、護身・富裕・勝利などを祈る摩利支天法が修される。」と言うことであった。 【二ノ岳】 岩の上に登ると眺望がよい。 (12:00) 山頂で記念撮影や軽食を取ったりして小一時間を過ごし、下山にかかる。予定では四ツ又山経由のルートであったが、時間が少ないので来た道を戻ることにした。下りは皆ペースも速く、あっという間に車道に出た。駐車場はもうすぐである。 Camera:CANON Power Shot G2 |
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