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葛葉川本谷-丹沢の沢 葛葉川本谷-丹沢の沢 葛葉川から三ノ塔、ヨモギ平へ 葛葉川から三ノ塔、ヨモギ平へ 【黒い滝に向かう】
コース(タイム)菩提(8:16)-(9:01)葛葉の泉-葛葉川本谷-(11:47)三ノ塔(12:27)-(13:03)ヨモギ平-(13:54)BOSCO-(14:37)ヤビツ峠
《山概略》
《葛葉川本谷へ》 葛葉の泉から橋を渡って山道に入る。指導標は「菩提山神祠230メートル」とあるが、この祠は見たことがない。すぐに山道から右に外れて沢に降りていくからである。初めは狭く鬱そうとしている沢だが、すぐに歩きやすくなる。黄色い花がそこかしこに咲き誇っている。
葛葉川本谷は小滝が連続し、難しいところは特にない。濡れるのを嫌う場合はちょっと巻けば滝の上に出られる。林道の橋の下まで遡行すると第1ラウンド終了である。ここまでで下るパーティーもあるようだが、我々は更に遡行を続ける。 いくつもの中小の滝を越え、沢がガレて来ると、左手の尾根の方へ進んでいく。這いつくばるように尾根の上に向かい、急斜面の植林帯の登りが続く。尾根の上に上がるとようやく登山道に合流する。
尾根は三ノ塔尾根で、やがて三ノ塔山頂(1204.8m)に到着する。朝は晴れていたのだが、山頂の空はどんよりと曇っている。山頂は広く多くの登山者が休んでいる。休憩用のテーブルがいくつもあり、その一つに腰掛けて休憩した。 休憩を終え出発しようとするとテーブルが血だらけだった。自分の血だろうか、何の痛みも感じない。足を調べてみるとヒルに刺された跡がある。どうやら腹一杯になったヒルをテーブルに腰掛けたときに潰してしまったようだ。今シーズン最初の沢で、ヒルの洗礼を浴びてしまった。
《ヨモギ平へ》 三ノ塔から烏尾山方面の稜線を歩き、地蔵の立つ見晴らしの良い場所から右手の尾根に下っていく。マイナールートだが道はしっかりしている。尾根を忠実に下っていくと鹿よけ柵を通り抜け、ちょっとした原に出る。この辺りはヨモギ平と呼ばれる場所だ。 ヨモギ平で少し休憩し、東側の尾根を下ると薄暗い植林帯となる。つづらの下りをショートカットして一気に下ると、BOSCOのキャンプ場にでる。
BOSCOキャンプ場に降り立ったあたりから、雨がぽつりぽつりと降り出し、ヤビツ峠に向かって舗装道を歩いていると本格的に降り出してきた。しかも5mmほどのヒョウがバラバラと降っていた。このまま車道を歩き続けるつもりだったので、ザックから折りたたみ傘を取り出してさした。 ヒョウ混じりの雨はしばらく降り続いたが、ヤビツ峠に着く頃はすっかりやんで、日が差してきた。バスの時間もタイミング良く、待ち時間10分ほどでやって来た。バスは余裕で座ることができ、秦野駅までの1時間足らずを熟睡した。
Camera:NIKON COOLPIX P300
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