|
篠山-日本三百名山 篠山-日本三百名山 季節外れで登山者なし 季節外れで登山者なし 【アケボノツツジはもう散っていた】
コース(タイム)第一駐車場(6:29)-(7:04)篠山-(7:31)尾根出合-(8:02)第一駐車場
《山概略》
《篠山へ》 駐車場にはトイレもあり、登山口としては申し分ない。登山靴に履き替えいざ出発。登山口は駐車場の出口にあり、ちょうど尾根の付けに位置する。いろいろ案内板が立っている。林道開通記念碑や篠山案内図、ミヤコザサ保護、えひめ森林浴八十八カ所等々。 登り初めは階段状の緩やかな坂である。山頂まで1.0kmの行程である。歩き始めるとすぐに篠山神社の案内板があり、続いて左手にはあずま屋が現れる。休憩するにはまだ早すぎる。うっそうとした樹林帯を道なりに歩いて行くと、早くも山頂まで600mの道標がある。その先に水場があり、パイプから水が出ている。水分補給にもまだ早すぎる。
様々な樹木を眺めながら歩いて行くと、ちょっとした広場のような所に出る。案内板があり、それによるとこの地に弘法大師が開いた観世音寺があったらしい。明治期の廃仏毀釈により、今ではほとんど面影は残っていない。 観世音寺跡の裏手には鹿よけのための柵があり、扉を開いて中に入る。杉木立の斜面を登っていくと稜線に出る。入らずの森という指導標が山頂とは反対方向を指しているが、人が入ってはいけないのだろうか、ムシロを敷いた道の先がロープで仕切られている。このあたりには葉が小ぶりのササがあるが、これがミヤコザサなのだろう。
山頂方面は稜線に沿って石段が続いている。灯籠や狛犬もいて、立派な参道だ。石段を登っていくと鳥居があり、その先に神社の建物がある。神社の裏手を少し登ると、篠山の山頂(1065m)である。石柱が立っていて、北土佐国境と書かれている。江戸期のものだろうか。山頂からは半分散ったアケボノツツジや土佐の山々が見え、豊後水道の奥に見えているのは九州かもしれない。
山頂からは北尾根の方へ下っていこうとするが、道らしきものが無く、ロープで入れないようになっている。あきらめて神社の階段を下っていくと、右手に北尾根へ続くトラバース道があった。指導標は津島町方面を示している。 尾根道に入り道なりに進んでいくと鹿柵の扉がある。扉はひもで縛って留められているので、出て閉めるのに難儀する。雑木林の中をさらに進むと苔むした石柱がある。道は四辻になっていて、左が津島方面で、右手の後ろに折り返すように続く道が第一駐車場方面だ。
その折り返しのトラバース道は、「崩落のため危険なので山頂に引き返せ」と掲示板が掲げてある。ここまで来てその案内はないだろう。なぜ登山口や山頂にその看板がないのだろうか。とにかく掲示は無視してその道へ進入した。 結局トラバース道にはたいした崩落地点もなく、途中天高くそびえている大杉を見上げて歩いて行くと、先ほどの観世音寺跡に合流した。そこからは登りと同じ道を下り、水場を経て駐車場まで戻った。
駐車場にはその後、登山者が来た気配はなく、係員のような人がいた。話を聞くと先週まではアケボノツツジ目当ての登山者が多く、駐車場も満車になったらしい。残念ながら今回の訪問は一週間遅かったようだ。 この日は引き続き、三本杭も登る予定だったが、林道が長く移動に時間がかかりそうなので行くのは取りやめた。宇和島方面へ車を走らせ、道の駅にあるやすらぎの里で温泉に入り、宇和島城を見学し、佐田岬の三崎港から九州へ上陸した。
Camera:CANON EOS 6D
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |