|
TOP > 静岡県の山 > 千葉山
千葉山-静岡県の山 千葉山-静岡県の山 参道を歩き茶畑の奥の古刹へ 参道を歩き茶畑の奥の古刹へ 【628x250】
コース(タイム)伊太和里の湯(09:26)-(11:47)門前茶屋(11:52)-(12:29)千葉山-(14:15)伊太和里の湯
《山概略》
《千葉山へ》 伊太和里の湯の駐車場は結構広く、まだ開店前なので空いている。靴を登山靴に履き替えて出発した。しばらくは車道歩きである。歩道がない場所もあり、時々通過する車に注意しなければならない。新東名の高架をくぐり、道なりに歩いて行く。途中、左手に千葉山智満寺とかかれた指導標があるが、それは無視してあくまでも尾川の方へ向かう。 車道歩きは30分ほどで登山口に到着。分かりにくいが、尾川丁仏参道入口と書かれた案内板が階段の横にある。その短い階段を上ると茶畑がある。茶畑の横を歩いて行くと山道になる。参道らしく、時々地蔵が立っている。
雑木林の中をしばらく歩くと分岐があり、左手の高い方へ進むと視界が開けて茶畑となる。周囲を見渡すとこのあたりがピークになるのだが、まだ千葉山ではなかった。道中に指導標がないので分かりにくい。GPSやiPhoneの地図を確認すると、 智満寺はまだ先のようだ。茶畑から下って先ほどの道に復帰した。 道は下り坂になる。多少道に不安を感じながらもそのまま進むと、縁結びの杉という多少大きめの杉がある。その先に石垣の分岐があるので、右手の亀石と書かれた方へ進む。すると、大きな石があり、それが亀石なのだそうだ。
道は車道に合流し、その先に門前茶屋がある。ここに来てようやく自分の位置が明らかになった。ここまで車で来ることも可能だったが、すでに2時間以上歩いている。門前からは階段を上る。仁王門をくぐるが、中の仁王は立派で古そうだ。 階段の上の本堂は茅葺きで国の重要文化寺に指定されている。中には千手観音立像が安置され、拝観することができる。拝観していると鐘の音が聞こえてきた。鐘楼を見るとジャージ姿の男が鐘を突いている。参拝者が興味本位で突いているのかと思ったが、時間が丁度正午だったので、住職なのだろう。
千葉山のピークは智満寺の裏手にある。本堂の左手の階段を登り、杉並木の中を進んでいく。途中なぜか鳥居をくぐり、大黒天女の像の前を通る。このあたりは頼朝杉や子持杉など名前のついた杉の巨木もあるようだが、すでに倒れた杉もあるようだ。うっそうとした樹林の中を登っていくと、突如、奥之院と書かれた案内板があり、そこが千葉山の山頂だった。標高は496m、杉の木に囲まれ眺望は全くない。少し奥の方へ行くと、大杉がある。山頂は冷たい風が吹いているので、来た道を少し下ってから休憩した。 本堂までは来た道を下り、そこからは伊太丁仏参道コースを下った。道は分かりにくいが、少し進むと分岐があり、指導標もあったので、それに従って進む。道なりに進むと民家の裏手から車道に出るので、しばらく車道歩きとなる。車道を歩いているとようやく視界が開け、見通しが良くなる。展望台のようなところの先の道路脇にトイレがあり、そこにハイキングコースの案内板がある。これはわかりやすく、下山道が確認できた。この先、ペンションどうだんを回り込んで進むところがミソだ。
ペンションどうだんの建物の右の方に入り、そこを通り抜けると山道が続いている。どうだん原を通り抜け、明るい遊歩道を進む。再び樹林の中に入り、細い道を進んでいくと分岐がある。指導標の尾川・伊太方面に進み、その次は尾川方面に進む。撤去の下を通り、左手に霊園を見ると、その先にようやく温泉への指導標が現れる。舗装道を歩いて行くと、右手に伊太和里の湯が見えてくる。
伊太和里の湯の駐車場は朝とは違い、ほぼ満車だった。ザックを車に詰め込み。温泉セットを持って温泉に向かった。この温泉で千葉山のハイキングマップを入手することができたが、登る前にほしいモノだった。この日は豊川の山仲間の邸宅に泊まり、翌日は尉ヶ峰を登った。
Camera:CANON EOS 6D
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |