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水無川源治郎沢−丹沢の沢 水無川源治郎沢−丹沢の沢 ようやく晴れた連休最終日に沢へ ようやく晴れた連休最終日に沢へ 【戸沢から見た塔ノ岳】
コース(タイム)大倉(8:22)−(9:38)戸沢−源治郎沢−(13:08)花立山荘−(14:43)大倉
《山概略》
源治郎沢入口かつ書策新道の入口には立入禁止の黄色いテープが張られている。もう何年も前からこの状態のようだ。テープをくぐって書策新道の方へ進む。尾根歩きはわずかで、すぐに左手の沢の方へ降りていく。わずかな下りだが道もなく急なので早くも慎重に降りた。河原で沢靴に履き替え、さっそく遡行開始。 源治郎沢は昔から初級の沢として有名で、事故も多い。滝にはその滝が何番目の滝なのか分かるようにプレートがあり、緊急時の連絡先が書かれている。
次々と現れる滝を多少濡れながらもこなしていく。昨日大雨が降っている割には、それほど水量は多くないようだ(と言っても初めてなので普段の水量は知らない)。途中、花を見つけては撮影しながら進んでいく。秋の花がけっこう咲いていた。
F5が近づくと初めて先行者が見えて来た。女性がトップロープで登っている。我々はフリーで登った。滝の上の岩にはボルトが打ってあるが、これひとつでは心許ない。滝の上の平らな部分で休憩した。先ほどの先行者は男女の二人組で、声をかけると寒いのでここから下って帰ると言う。沢は登りよりも下りの方が危険なので、無事を祈る。 F6はなかなか難しい。滝の上部が足場の良くないトラバースになっている。岩にボルトが打ってあるので、シュリンゲをかけて進んだ。
F6を越えると水流はほとんど無くなる。それでも岩場の登りは続き、F7、F8と、かつてはそこに滝があったかのように標識は続く。崖崩れで滝の面影も残っていないが、F9だけは大きな岩の上にチョックストンがあり滝の面影は残っている。ほぼ垂直の登りだが、手がかりはあるのでクライミングで登る。 白いプレートの標識はF10まで確認でき、谷筋に沿って歩いて行くと草付きの広場のような場所に出る。さらに進んでいくと、源治郎尾根の岩場が見えてくる。以前尾根から登ってきたときに休憩した場所だ。今回もこの岩場に上がって休憩した。 昼食はスーパーで買ってきたアルミホイル鍋。大山さんが沢で摘んできたウワバミソウを加えてちょっと豪勢になった。今回は珍しく酒はなく、小一時間休んで大倉尾根の方へ向かった。 花立山荘の少し上で大倉尾根に合流し、そのまま下った。大倉尾根はこれから登ってくる人や下る人、家族連れや外国人集団などもいて賑やかだ。
最後の締めの温泉は、小田急線で東海大学前駅から少し歩く"ほたる"へ行った。建物に近づくといつも満車の駐車場ががら空きではないか。今日は祝日なのにおかしいなぁ、と思いつつ入口の扉を見ると、「諸般の事情にて閉店とさせていただきます」と張り紙がある。これまで何度も利用した施設だけに閉店はショックである。丹沢で汗をかいて、温泉に入って、生ビールを飲むと言う至高のパターンはもう経験できないのだろうか。悔やまれつつも、そのまま帰ることになった。
Camera:SONY DSC-WX1
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