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焼石岳-日本二百名山 焼石岳-日本二百名山 ジャングルを抜け草原の山へ ジャングルを抜け草原の山へ 【湖沼が点在する焼石岳】
コース(タイム)中沼登山口(7:32)-(8:33)中沼-(10:05)銀名水-(12:30)焼石岳-銀名水-(16:09)中沼登山口
《山概略》
《焼石岳へ》 中沼登山口の駐車場には一応トイレがある。トイレの横にはまだ林道が続いているようだ。地図にはその先にも駐車場があるようだ。しかし今回はトイレの左手にある登山口から歩き始める。 うっそうとした森の中に入り、徐々に高度を上げていく。しばらく進むと中沼と書かれた道標がある。その先の正面に緑色の湖面が広がる中沼が見えてくる。ちょうど沼を望むところにベンチがあるので一休みした。
道は中沼に沿って続いている。湿地帯には木道があり、続いて沼のすぐ横を通る。沼を通り過ぎると湿原で、一面に花が咲いている。木道の周りは草花でびっしりと埋まっており、地面が見えないほどである。このあたりは豪雪地帯だろうから、雪解けとともに植物が先を争って生長したのだろう。 前方に焼石岳の山頂らしき山が見えてくる。その山肌にはまだ雪渓が残っているのが見える。もう8月も過ぎ、1500m程度の山でよく雪が溶けないで残っているものだ。その手前には上沼がある。中沼よりは小さめだ。
木道沿いには様々な花が咲いているが、まだ水芭蕉が咲いているのは驚いた。幅広い季節の花が咲いているようだ。中沼・つぶ沼分岐を通過した。 銀銘水のあるちょっとした広場に到着。ここもベンチがあるので休憩適地だ。銀銘水には重い鉄のひしゃくがあり、それでわき出たばかりの清水をすくっていただいた。冷たくおいしい水だ。帰りには空いたペットボトルにこの水を汲んで行くことになる。
銀銘水のすぐ先の右手に避難小屋があるが、樹林の中にあるので気にして歩かなければ気がつかずに通り過ぎてしまう。帰りは下り坂なので目立ってよく見える。 木道を登っていくと、樹林帯を抜け出し周りの景色がよく見えるようになる。あちこちで花が咲き、雪渓スポットも何カ所かある。右手に大きめの雪渓があり、そのすぐ側の木道を歩いて行く。
姥石平まで来ると目の前の焼石岳ピークまであと一息である。経塚山との分岐があり、金銘水が4.3km先にあるようだ。気になるが今回はそこは通らない。露岩の多い道を進み、右手に泉水沼が見えてくる。 山頂に向かってなだらかな登りが続く。横岳との分岐を通過し、坂の上の雲に向かって歩いて行くと焼石岳(1547.9m)の山頂に到着する。岩の多い山頂は広く、一等三角点がある。展望がよく、一面緑の山々が一望できる。
下りは北尾根を下り、周遊して戻るという案もあったが、長旅の後半で皆疲れているため、来た道を戻ることになった。下りもゆっくり景色や花を楽しみながら歩き、コースタイムを上回る時間で、予定よりも遅く駐車場に戻った。 下山後の温泉は奥州市方面へ少し降りたところにある、奥州胆沢温泉すぱおあごへ。ここは宿泊施設もあり、大変な盛況。広い風呂で汗を流し、レストランで食事をとった。この日の宿泊は、飛び込みで取った、ひめかゆ温泉すぱおあごで素泊まりした。 【焼石岳山頂から北西方面(右奥・三界山)】 【焼石岳山頂から北東方面(奥・牛形山)】
Camera:CANON PowerShot S100, CANON EOS Kiss X6i
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