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盆堀川支流遡行−東京都 盆堀川支流遡行−東京都 奥多摩の沢、二部構成... 奥多摩の沢、二部構成... 【盆堀川を歩く】
コース(タイム)橋本(7:30)=採石場前(8:45)−棡葉窪−(9:58)採石場前=勝負口(10:46)−石津窪−市道山−(15:33)勝負口=ふろっぴィ=横浜
《山概略》
くの字滝6mは棡葉窪で一番の難所。初めはするすると登って行き、中段から右の岩を登るが少々難しい。古いロープを手がかりに一気に登った。大山さんがシュリンゲを滝壺に落として、トップロープで取りに降りた。 くの字滝の先はなめ滝となる。滑りやすく四つんばいで進む。ここにも残置ロープがある。沢の流れが左にカーブし5m滝がある。ここは右側を難なく登る。 3m滝は滝壺があり、そのまま入っていくと腰まで濡れそうだ。左の岩づたいに進んだ。ここも上の方にはお助けロープが残っている。 最後の4m滝は岩が詰まったチョックストン状態。水流は左右二筋に流れている。2人が右側を登っている間に、左側の草付きを巻いて一気に登った。滝上に出ると水流も少なくなりガレてくる。沢から離れ、右手の植林帯を登っていくと作業道がある。沢に沿って下った方向へ進んだ。 【作業道を下る】 沢靴のまま作業道を下った。10分あまりで車を止めている清水橋に戻った。棡葉窪の行動時間は1時間ほどだったが、足慣らしにしては十分楽しめた。 《石津窪へ》 引き続き次の沢へは車で移動することになる。履いていた沢靴はそのままで運転席に座り、林道奥へと車を進めた。途中ゲートがあるが、半開きとなっているのでそのまま進入する。目指す石津窪は10年ほど前に大山さんが訪れているが、すっかり変わった林道の様子に入渓口が分からなくなっていた。とりあえず勝負口という場所の道が広くなっているので車を止めた。 入渓口を求めて舗装道をうろうろし、沢に入る前から道に迷っていた。しかし、ついにGPSで場所を確認し(最初から確認すればよかった)、勝負口から千ガ沢方面に進み、ダートをしばらく歩いたところで石津窪に分かれた出合にたどり着くことができた。 ダートの林道から沢に降りていき、石津窪へ入っていった。ここも狭い沢である。最初の3m滝は右手の岩を登る。二俣を左に進み、5m滝を右から巻く。 【F3-2段12m】 右を巻いて登ったら降りられなくなった。急斜面を立木をつかみながら強引に降りて沢に復帰した。 【25m大滝】 水流の右側を登れそうだったが右に巻いた。ここでも沢に復帰するのにひと苦労した。 25m大滝がこの沢のクライマックスである。大滝と行っても水流は少ない。しかしここは右に巻いた。巻き道もなかなか難儀し、急な斜面を這い登っていき、下るのも一苦労である。
F6-5mを越えると倒木が多くなり、荒れてくる。水量も少なくなるが、小滝は続く。沢の周辺はキイチゴがよく実っているので、つまみ食いをしながら進んだ。 沢の終了点の目印として小さなケルンがある。ここで登山靴に履き替える。左手に踏み跡があるので、登っていくと尾根に出る。尾根は植林帯で、急坂を登ると戸倉三山の縦走路に出る。右に行くと臼杵山だが左手の市道山の方へ進む。戸倉三山は一般的な登山コースと思ったが、ほとんど他の登山者と会うことは無かった。
臼杵山との鞍部を越えた登り返しは思いの外長く感じ、ようやく市道山の山頂(795.1m)に到着する。山頂は狭く、眺望もなく、誰もいない。山頂を示す木柱がやけに立派で真新しい。山頂で休んでいると二人組が登ってきた。彼らも沢ヤだった。どこそこを登ってきたと言っていたが、さっぱり分からなかった。 【千ヶ沢へ下る】 急な坂を一気に下る。 市道山頂から谷伝いに千ヶ沢へ下る道がある。地図のルートでは破線だが、谷を忠実に降りていけば迷うことはない。道はほとんど道でなくなり、倒木の多いガレ場となる。途中から沢を降りることになるが、水量は少ないので足を濡らすことなく歩くことができる。 1時間ほど下ると、林道の終点に出る。その林道を歩いて行くと、先ほどの入渓口を通過し、車を止めた勝負口に戻ることができた。
帰りがけに立ち寄る湯は、高尾の湯ふろっぴぃである。八王子の街中にある健康ランドだが、この時期は特別料金で2時間600円となっている(通常1800円)。健康ランドは施設が充実しているので、お得感がある。様々な湯船に浸かり、髭を剃ったり、歯を磨いたりとすっかりリフレッシュした。湯上がり後は食事処でカツ丼を食べて栄養補給。腹を満たして満足だったが、突然前方のステージでカラオケが始まり騒々しくなった。早々に切り上げ、帰途についた。
Camera:Canon IXY 910is
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