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本仁田山-東京都の山 本仁田山-東京都の山 ちょっと汗をかきに奥多摩へ ちょっと汗をかきに奥多摩へ 【本仁田山頂からの眺望】
コース(タイム)鳩ノ巣駅(08:45)-(10:32)コブタカ山-(11:00)本仁田山(11:08)-花折戸尾根分岐-(12:47)奥多摩駅
《山概略》
《本仁田山へ》 鳩ノ巣駅に降り立ち、駅舎を出て右に行くと踏切がある。ちょうど乗ってきた奥多摩行きの電車が単線の待ち合わせを終えて出発するところで、遮断機が下りている。電車を見送り、踏切を渡る。 道は早くも上り坂で、宅地の中の道を山へ向かって進む。少し登って振り向くと御岳方面の山々が見えている。今回歩くコースで眺めが良いのはこのあたりと山頂だけである。行程のほとんどは樹林の中である。
宅地の登り坂の途中に観光トイレがある。駅前のトイレからあまり離れていないので、利用頻度は少ないだろう。坂を上り続け、登りきったところで指導標に従い左に曲がると山道となる。薄暗い植林帯の中に突入し、前回の丹沢三ノ塔尾根と同じような感じだが、奥多摩はヒルがいないので安心して歩くことができる。
しばらく植林帯の歩きは続く。それ程暑さはないのだが汗は吹き出てくる。こんな日でも登っている人はちらほら見かける。老人クラブを追い抜き、右手に祠を見て、一段上がったところの林道の広場のような所で少し休憩した。 樹林帯の登りは続く。すでに汗でシャツはびしょ濡れだ。道脇には大きなヤマユリの花が咲いている。真夏の低山でお目にかかる花だ。しばらく一本道が続くが、川苔山との分岐に到着する。以前はここから奥地の川苔山へ行ったが、今回は本仁田山だけの楽なコースだ。 杉木立の尾根道を登り、コブタカ山と書かれた指導標に従って進む。コブタカ山は唯一のポイントだが、距離感が分からない。防火帯のような斜面を登っていくとピークに到着し、そこがコブタカ山のピークだった。ただしその道標はない。狭いピークだがここで腰を下ろして休憩した。シャツを脱いで絞ると大量の汗がぼたぼたと落ちていった。
コブタカ山からはなだらかな道となり、少し登り返すと本仁田山頂(1224.5m)に到着する。眺望は半分だけで奥多摩の山並みが見渡せる。ベンチがあるのでそこに腰掛けて休憩する。
下山は奥多摩駅方面の尾根を降りていく。けっこう急な下りで、こちらから登ってくるのはけっこうきつそうだ。何人かとすれ違うが、皆一様に山頂までどれくらいか聞いてくる。たいていは思っていたより登ってないようだ。 尾根をぐんぐん下っていくと、ロープで仕切られた分岐に到着する。指導標があり、奥多摩駅方面は右手の斜面を下ることになる。つづらの急斜面を下り、下界が近くなる頃、分岐に到着する。右手の50m先に乳房観音というのがあるようなので立ち寄ることにした。
乳房観音は厳重に施錠された格子の祠の中にあるようだ。説明文によると、乳ガンにかからないご利益がある観音様らしい。 分岐に戻り、民家の横を通り抜けると車道に出る。ここでカメラの電池が切れてしまった。この後はiPhoneで写真を撮ることになる。大きな石に腰掛け、Tシャツを着替えてから舗装道を駅に向かって歩いた。日原川の橋を二度渡り、駐車場の前を通り、奥多摩町役場のすぐ側に奥多摩駅がある。さらに少し歩けばもえぎの湯があるが、今回はまっすぐ帰ることにし、少し待ってきた電車に乗り、横浜方面へ帰った。
Camera:CANON EOS 6D
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