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山梨県の山二十六夜山 |
横浜(5:00)=高金山麓キャンプ場(6:45)−(7:41)二十六夜山−(8:30)高金山麓キャンプ場=秋山温泉(10:40)=(12:30)横浜山梨百名山のリストを見ていて、二十六夜山という名前が気になった。そう高い山ではないし、山頂までのコースタイムも2時間以下と手頃だった。次はこの山に行こうと決めていた。 日曜の朝、5時に自宅を出発。早すぎる気もするが、渋滞で時間を無駄にするよりいい。薄明が始まったばかりのまだ暗いうちからの一日の始まりだ。16号線を北上し、橋本から津久井湖、相模湖を経由し、国道20号の藤野から左折し、秋山村へ続く県道を走る。 浜沢学校の手前あたりに、二十六夜山の道標があるので、そこを左折する。続く道標に従って行くと、高金山麓キャンプ場に着く。キャンプ場は人の気配がない。管理棟の横に車を停めた。 管理棟で駐車のことを訪ねようと思ったが、管理人は不在のようだ。窓から中を覗くと、「留守にしているので、ご用の方は080-***-****」と書いてあった。しかしこのあたり携帯は圏外で、連絡を取る術はなかった。帰りがけに声をかければいいだろうと思い、ともかく登ることにした。 管理棟の近くに二十六夜山を説明した看板があった。毎年三月、九月の二十六日には大勢の人が登山し、月待ちが盛んに行われたという。3月26日と言えば、つい昨日のことだが、そのようなイベントは行われたのだろうか。 キャンプ場の道を案内標識に従って歩いていく。キャンプ場には利用者はいない。ひっそりと静まりかえっている。少し登ったところに駐車スペースがあり、東京や横浜ナンバーの車が停まっている。登山者かと思ったが、この先の別荘地を訪れた車だろう。 別荘地を通り抜けると、道は山道となる。ほぼ一直線の尾根の登りは急で、すぐに息があがってくる。ちょうど道の真ん中に建つあずま屋があったので、その下の切り株のベンチに腰掛け、息を整える。まだ数分しか歩いていない。 あずま屋を脱し、再び急坂を登っていく。振り返ると、かなり登ってきたことが分かる。やがて、展望の良いところに出る。 【唯一の眺望】 十二夜山は山頂からの眺望がなく、登りの途中に一ヶ所だけ眺望の良いところがある。 眺望の場所から少し行ったところに、赤鞍ヶ岳と二十六夜山の分岐がある。赤鞍ヶ岳は去年の5月に道志側から登っている。 分岐から更に15分で再び分岐。右手が二十六夜山山頂で、直進が二十六夜塔。直進して二十六夜塔へ向かった。 【二十六夜塔】 二十六夜塔は山頂への分岐からすぐ目の前にあった。塔は見事に倒れている。起こそうと思ったが、とても一人では持ち上げることができなかった。 山頂との分岐から山頂へはわずかな距離である。こぢんまりとした眺望のない山頂に到着。 【二十六夜山頂上】 標高971.8m。山梨百名山、三角点がある。 山頂は落ち着けるような場所ではなかったので、すぐに下山にかかった。来た道を50分ほどかけて車を停めているところまで戻った。結局、誰とも会うことはなかった。時間が早すぎたせいだろうか。キャンプ場も相変わらず人気がない。 車を走らせ、藤野温泉へ向かったが、途中、温泉の看板を見つけ、秋山温泉に寄ることにした。あきやまネスパは大きな施設で、風呂とプールが併設している。料金が1200円というのは、温泉しか利用しない者にとっては少し高い。
Camera:SONY DSC-U30,CANON EOS 10D |
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