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会津駒ヶ岳-日本百名山 会津駒ヶ岳-日本百名山 残雪求め連休の会津駒へ 残雪求め連休の会津駒へ 【会津駒ヶ岳山頂】
コース(タイム)駒ヶ岳登山口(7:10)-(12:25)会津駒ヶ岳-(15:44)駒ヶ岳登山口
《山概略》
《駒ヶ岳へ》 民宿の朝食は好きな時間に取ることができ、6時にしてもらった。この民宿は頼めば昼食弁当も作ってくれる。檜枝岐はコンビニのない町なので弁当を作ってくれるのはありがたい。朝食後に弁当を受け取り、山行準備に取りかかった。 民宿を出て、目の前に国道をわずかに歩いて右に曲がると会津駒ヶ岳滝沢登山口である。トイレがあり、狭いスペースに車が6台ほど泊まっている。前日までの山と違いこの日は多くの登山者で賑わいそうだ。さすが日本百名山である。登山者といってもこの時期はほとんどがスキー板を担いでいる。 登山口のトイレの先は林道が続いているが、通行止めの立て看板があり、車は入れない。道はまだ雪が多く残り、見る限り除雪はされているようだが、奥の駐車場までは除雪されていないのだろう。滝沢に沿った林道を歩いた。 林道をしばらく歩くと林道の除雪が終わり、左手の会津駒登山道近道に進む。くねくね曲がる林道のショートカット道のようだ。雪はあったりなかったりの道が続き、再び舗装された林道に出る。雪に埋まった林道駐車場を通過し、林道を歩いて行くと尾瀬国立公園の標識が見えてきて、その奥に尾根にかかる階段がある。ここも会津駒ヶ岳滝沢登山口となっている。
階段の下でひと休みして、階段を上った。しばらく雪のない山道が続き、山頂まで4.7kmの道標を通過する。道は雪道に変わり、ブナの森に入る。標高が上がるにつれ雪は深くなっていく。眺めの良い広場で休憩した。マンサク木があり、黄色い花を咲かせている。なかなかピントが合わない。このあたりからスキー組はスキー板を付け始めた。
雪の尾根の登りは続き、気がつくと前後に多くの人が歩いたり、スキーで登ったりしている。早くも降りてくる人もいるが、上の小屋に泊まっていたということだった。尾根をひたすら登り、標高が1800mを越えると樹林も少なくなり見通しが良くなる。目の前のコブを登り、さらにその先のコブに上がると駒ノ小屋がある。珍しく営業小屋だ。ちなみにスキーの仲間はこの小屋には寄らずに駒ヶ岳山頂に向けて斜面をトラバースして行った。
駒ノ小屋からは広い雪原を歩いて山頂に向かう。標高は2000mを越え、遮るものがないので風は強い。最後の斜面を登り切って山頂に立つ。 会津駒ヶ岳山頂(2132.4m)は雪に覆われ何もない。山頂の道標が30cmほど顔を出して会津という文字だけ確認できる。以前同じ時期に来たときは、半分以上道標は出ていたので今年はかなり雪が多いことが分かる。山頂からは360度の展望だが雲が多くあまり見通しは良くない。燧ヶ岳や至仏山、日光連山はすぐに見て分かる。雪の上に腰を下ろして、宿の弁当を食べるなど小一時間休憩した。
下山はスキー組にとっては真骨頂である。自分も尻ソリで山頂を下った。尻ソリは緩斜面では滑らないので、あまり活躍の場はない。スキー組はあっという間に降りていってしまった。それでも登りよりはかなり速いペースで下り、雪の終了点で彼らに追いついた。 登山口に無事下山し、民宿まで移動してから車でアルザ尾瀬の里へ向かった。檜枝岐にある三つの公共温泉のひとつである。民宿で無料券をもらっているのでタダではいることができた。 この日も同じ民宿に泊まり、明日の燧ヶ岳に備えた。夕食を終えると皆疲れ果てたのか、夜は早々に寝静まった。
Camera:NIKON COOLPIX P300
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