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日本百名山

鳥海山


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【巨岩の隙間を通り抜け山頂へ】

 この岩を通り抜け、岩場を登っていくと新山山頂に至る。
 8:54


 
【新山山頂】

 鳥海山の最高峰新山、標高2236m。東北第2の高峰。
 ガレの積み上がったところが鳥海の山頂だ。
 山頂は狭く、せいぜい5人くらいしか居られない。眺望も全く見えないことだし、次の客が来たのですぐに下りることにした。
 8:58


 
【御室】

 御室の裏で小休止。行動食を取った。
 9:14


 
【チシマギキョウ】

 チシマギキョウ:キキョウ科ホタルブクロ属
 9:16



【御室付近のガレ場】

 10:00



【お花畑】

 ここに来てようやくガスが引きつつあった。登りの時には見られなかった光景が見えてきた。
 10:09



【千蛇谷付近】

千蛇谷には残雪が残っており、雪渓を横切っていく。


【奈曽渓谷】

 展望台の手前から。登りの時はガスで全く見えなかった風景であるが、鳥海山のピークがはっきりと見える。


 
【鉾立の駐車場】

 ガスが晴れてきて、駐車場も見えるようになってきた。  12:19


 
 鉾立ての駐車場にたどり着くと、左の建物からは大音響でラジオのトーク番組がたれ流されている。およそ鳥海山とは関係ない番組で、何故そのようなことをするか理解に苦しむ。ザックをおろし、サンダルに履き替えて、ビジターセンターへ向かう。

【鉾立ビジターセンター】

 山岳資料館「鉾立ビジターセンター」:鳥海山やその動植物を紹介している。入場は無料、9:30〜16:30、4月下旬〜11月上旬、水曜休館。ここへ来たら是非訪れていただきたい。  12:38


 
 センター内の登山ガイドはなかなか興味深い。初心者向けの解説は丁寧で、あらためて勉強になる。以下はその中の一節。
1日の山に1ヶ月の準備期間を
ベテランが”思いつき”でぷらりと山へ出かけることはあります。これが初心者だったら、とてもそんなわけにはいきませんし、もしそんなマネをしたら、遭難というしっぺ返しをくうかもしれません。もしあなたが1日の山の計画を立てるのだったら、少なくとも1ヶ月はその準備期間に当てるべきです。たとえば、指導標が壊れていても目標の山を目指すことができますか??予定する水場に水がなくても食事が作れますか? もし途中で天候が変わったら、逃げ道をどこにしますか? 仲間にけが人がでたときに応急手当をし、どんな方法で下山させることができますか。?など、万全の策を事前に立てておくことは、実は容易なことではないのです。”いざ”というときを考慮すれば、1ヶ月という期間も決して長いとは思わなくなるでしょう。

【今朝の読売新聞】

 鉾立ビジターセンター内
 今朝の読売新聞とスポーツ新聞がご自由にお取りくださいとあった。読売新聞の方は鳥海山の特集記事があった。まさか毎日タダで配っているとは思えませんが。
 12:49


 
 下山後の楽しみはなんと言っても温泉である。昨日も訪れた道の駅、ねむの丘へ行った。ここは町営の施設であるがかなり充実している。展望温泉、眺海の湯からは日本海に沈む日の入りを見ることができ、休憩室の座敷からは鳥海山が一望できる。
 この休憩室ではうれしいことに生ビールやつまみを買い求めることができる。しばらくここに居座ることにして、ビール、枝豆、いなり等を次々に平らげた。

【ねむの丘】

道の駅象潟「ねむの丘」:国道7号 秋田県由利郡象潟町字大塩越73−1
展望温泉 眺海の湯 入浴時間:9:00〜21:00
     料金:350円(90分)、700円(一日、休憩室利用可)

 この道の駅では、露店が出ていた。信じられないほど安かったので、スイカ、モモ5個、トマト5個、トウモロコシ5本を計1000円ほどで購入。本日の夕食となった。

 
【鳥海山全貌】

 象潟の温泉からキャンプ場へ戻る途中、ようやく鳥海山の山容を望むことができた。
 こちら側の麓は秋田県であるが、山頂とほとんどは山形県である。秋田富士、または出羽富士と呼ばれる。
 17:37


 
【霊峰公園キャンプ場】

 鳥海ブルーラインを走っているときに見つけた。こっちの方が静かで涼しそうなので、象潟海水浴場キャンプ場を引き払い、引っ越しした。
霊峰公園キャンプ場:6月〜10月、使用料1,000円(1張)のみ。
 18:09


 

明日は移動日(男鹿半島)、明後日は岩木山登山です


Camera:CANON Power Shot A5

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