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福建省世界遺産の旅-中華圏放浪 福建省世界遺産の旅-中華圏放浪 厦門から武夷山と客家土楼へ... 厦門から武夷山と客家土楼へ... 【コロンス島の菽荘花園】
【01月24日】 旅行最終日は午後の便で帰国することになるが、午前中はコロンス島への観光である。朝食を終えてマイクロバスで渡船乗り場へ向かった。バスを降りてから渡船乗り場まで少し歩かされたがなぜだったのだろうか。渡船乗り場の正面にも降車スペースはあった。 渡船の様子や乗り方は前回の報告を参照してもらうとして、コロンス島へは5分で到着する。島は1.78k㎡と小さく自動車のたぐいは禁止のためゆっくり歩いて観光することになる。三回目のコロンス島だが今回は初めてガイド付きの観光となったので、これまでただ通り過ぎていたところも説明があると違った見方ができ教養となる。 コロンス島はなぜかピアノの普及率が高いらしく、ピアノ島とも呼ばれている。路面にはところどころで音符が描かれている。また、かつて南京条約後に租界地となったコロンス島には多くの領事館が建ち、その国の特徴を残した建物が建てられている。今ではそれらの洋館は店舗や個人の住居になっている。日本の旧領事館は大学教授の寮となり、厦門市の重点歴史風貌建築に指定されている。
島の南の方まで歩き、途中土産物屋に立ち寄りながら海の乾物などを素早く買い歩く。観光地だがずいぶん安く売っていた。同じものが店によって値段が違うので、早く買って後悔することもある。小エビやイカなどの乾物を買った。 鋼琴博物館というピアノ博物館に入る。島内出身のピアノ収集家の寄贈品だそうだ。入場すると、ピアノ博物館の前に菽荘花園を見学することになる。台湾出身者が1913年作ったもので、海辺にある美しい庭園である。
コロンス島で30分ほどのフリータイムとなった。中途半端な時間なので、ツアー仲間3人で食事をすることにした。このあとは機内食しかないので、今のうちに食べておかなければならなかった。渡船場の近くにはマクドナルドなど様々な店が並んでいるが、その中の綺麗なラーメン屋へ入った。仲間はここでもビールを注文し、出てきたのは日本のスーパードライだった。今回の旅行で様々な地元のビールを飲んでいるが、結局一番美味しいのは日本のビールであるらしい。ラーメンは金牌私房养生牛肉面(30元)という柔らかい牛肉が乗った中華麺を食べた。薄味だが美味しく頂いた。 空港に移動し、帰国となる。出国手続きは順調に進んだが、搭乗便の到着が遅れているようだ。来るときの便も遅れていたので、また成田の出発渋滞があったのだろう。30分ほど遅れてようやく日本からの便が到着し、一応安心した。
機内の映画は、『私の中のあなた』。キャメロン・ディアス主演で、白血病の姉に臓器を提供するために生まれた少女がそれを拒んで提訴するという話。 無事成田空港に到着し入国手続きに向かう通路で、ニュースになった入国拒否男の姿が見られた。椅子に座ってノートパソコンの画面に見入っていた。この男は中国の人権活動家で、中国への入国を拒否され日本に戻ってきたが日本への入国を拒否し、空港内の制限区域で籠城していたのだ。その後、中国当局が許可を出し2月12日に上海への帰国を果たしている。
Camera:EOS KISS X2,SONY DSC-WX1
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