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入道ヶ岳-三重県の山 入道ヶ岳-三重県の山 帰省移動でちょっと立ち寄り 帰省移動でちょっと立ち寄り 【入道ヶ岳山頂】
コース(タイム)駐車場(8:31)-椿神社-北尾根-(11:46)入道ヶ岳-椿神社-(14:30)駐車場
《山概略》
《入道ヶ岳へ》 駐車場を出発。道を挟んで反対側にも神社の駐車場があり、そちらの方が登山口には近く、トイレもある。何カ所かある神社の駐車場はかなり広いが、普段はこの駐車場が埋まることはないのだろう。椿会館の前を通り、椿神社の鳥居と獅子堂が見えてくる。神社は帰りに寄ることにし、神社の左手にある車道を進んだ。 小雪がはらはらと舞い道の両脇は雪化粧状態だ。やがて右手に鳥居が見えてきてそこが登山口である。鳥居の奥は階段状の登りで左右にびっしりと椿が植えられている。すでに薄紅色の花を咲かせている木もある。木にはそれぞれ名札があり、人々が競うように寄進して植えているようだ。
椿の生い茂る長い階段を上りきると愛宕社の祠がある。山はこの祠の横を通り抜けていくことになる。軽く参拝してから祠の裏手に続く尾根を登った。雪道を少し登ると通報ポイントの2番が現れる。この道標は山頂近くの10番まで順に続く。
鉄塔の下をくぐると左手に入道ヶ岳の山頂らしき山が見えてくる。山頂までは右の方から回り込んで道が続くようだ。登山道は昨日から降った5cmほどの積雪があるが、すでに何人か歩いたようでトレースができている。雪がないときよりもルートは分かりやすくなっているようだ。 道は3番ポイントから少し下るが、その登り返しがけっこうな急坂だ。登り返しは再びやってくる。5番のポイントで少し休憩する。この時点ではポイントは何番まであるのかわからず、5番が果たして中間地点かどうか疑問だった。
5番ポイントから少し登ると避難小屋がある。扉のない掘っ立て小屋なので、避難してもあまり快適では無さそうだ。山頂まで1.3kmの道標がある。小屋の先に6番があり、登りはさらに続く。左手に木立の隙間からちらちらとえぐられた山が見えてくる。石灰石の採掘のようだ。山が半ば無くなっていて痛ましい姿だ。
長い急登はようやく終わり、緩やかな登りとなるが、風が徐々に強くなってくる。周囲はアセビの木が増え、そのトンネルに入ると防風林の役目を果たし急に暖かく感じる。ポイントの8番を越えると雪は10cm以上と深くなる。目の前の山頂が徐々に近づくのがわかる。 ようやく10番のポイントまで到着するが、そこはまだ山頂ではないようだ。北ノ頭と呼ばれるところのようだ。少し先に三角点がある。ここまで他の登山者と会うことはなかったが、山頂近くまで来ると、少なくない人数の人たちが来ていることに気がついた。
北ノ頭からアセビのトンネルをくぐると広い山頂に鳥居が立っているのが見えてくる。強い風の中、鳥居に近づき、入道ヶ岳の道標を確認し、山頂(905.5m)に到着する。風のため寒くあまり長居はできないので、速やかに山頂写真と眺望のパノラマ写真を撮って下山に取りかかる。
下山は井戸谷コースを下る案もあったが、雪が深いおそれがあったので、無難な来た道を戻ることになった。下る途中に風のないところで休憩し、昼食の鍋を作っていただいた。愛宕社の祠まで下ると、今朝あった雪はすっかり溶けて地面が見えていた。最後に椿神社に立ち寄り参拝した。この神社の由緒を確認したが、椿にゆかりのある大社であるようだった。
Camera:CANON PowerShot S100
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