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越前岳-静岡県の山 越前岳-静岡県の山 富士を背負って登る山 富士を背負って登る山 【振り向けば富士】
コース(タイム)十里木駐車場(08:58)-(9:42)馬の背見晴台-(11:10)愛鷹山(12:00)-(14:02)十里木駐車場
《山概略》
《越前岳へ》 十里木の駐車場からは目の前に富士山が見えている。その背後が愛鷹山で、富士の裾から愛鷹山がそびえている形だが、歴史は愛鷹山の方が古い。どちらも火山でできた山だが、愛鷹山の40万年後に現在の富士山が形成されている。 駐車場の登山口の所にはトイレがあり、ご丁寧に登山靴の洗い場も用意されている。登山口の案内板で、今回のコースを確認する。案内板には熊出没の張り紙がある。愛鷹山に熊が棲息しているのだろうか。 登山口からは富士を背にして登り続けることになる。階段状の登りでは、野球少年達がダッシュで上り下りを繰り返していて、すれ違うたびに元気よく挨拶をしてくる。駐車場の横にはグランドがあり、そこから山の斜面を利用してトレーニングしているようだ。 愛鷹山の北面は午前中日が差さないので、地面は霜が降りてうっすらと白くなっている。これは午後になると溶けて泥になりそうだ。見通しの良い登山道を上りながら、ときどき富士を見るため振り返る。高度を上げて行くにつれて富士の風景が広がっていくのが心地よい。
十里木高原展望台には擬木でできた展望台がある。展望台が無くてもあまり風景は変わらないが、とりあえず展望台からの富士を堪能する。この日は快晴で、空が真っ青である。富士には雲だか地表の雪が飛ばされているのか分からないが、表面を白いものが覆っている。午後には雲で覆われるかと思ったが、下山するまで快晴は続くことになる。 ひと登りして道が平坦になると正面に越前岳のピークが見えてくる。太陽も正面にあるので写真は撮りにくい。電波塔の横を通過し、樹林帯に入る。
馬ノ背見晴台を通過すると、登山道の土が流れて岩がむき出しの急坂に難儀する。虎ロープが張られているが、どちら側が道なのか分かりにくい。平坦地と書かれた道標を通過し、続いて勢子辻分岐で山頂まで100mとなる。 越前岳山頂(1504m)に到着。たくさんの人が休憩している。日当たりが良く、地面はぬかるんでいる。我々9人が休憩する場所はなさそうだと思ったが、写真を撮っているうちに二つのテーブルが空いたので、そこで休憩することにした。このメンバーで食べる昼食はカップ麺と決まっている。湯を沸かして、それぞれが持ち込んだカップ麺に湯を注いだ。 山頂からの富士は半分ほど隠れてしまうが、南アルプスや駿河湾の方面を見渡すことができる。あいにく靄でくっきりとは見えなかったが。
山頂滞在は1時間ほどで登ってきた道を下山する。登山道が流れて段差のある下りは進みにくい。道がはっきりしないので、皆思い思いの道を下ってしまう。そのため、そこら中で道がえぐれて悪循環となっている。 樹林帯を抜けると目の前には富士があり、それを見ながら下っていくうちに駐車場に到着する。 この日は毎年恒例の道志での宿泊宴会。温泉もそこで入るため、山中湖を経由して道志村へと向かった。途中、すばしり道の駅で地ビールを調達して今夜に備えた。
Camera:CANON EOS 6D Mark II
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