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赤城山(地蔵岳)-群馬県の山 赤城山(地蔵岳)-群馬県の山 紅葉はもう山の下 紅葉はもう山の下 【地蔵岳から望む大沼と黒桧山】
コース(タイム)大洞駐車場(10:16)-(11:15)地蔵岳(11:52)-八丁峠-(12:51)大洞駐車場
《山概略》
《地蔵岳へ》 大洞駐車場を出発。道路を挟んで地蔵岳があるが、一見登山口は見あたらない。道路に沿って来た道を戻っていくと、カーブミラーの手前に地蔵岳への指導標が見えてきた。登山口はクマザサに覆われているのでよほど近づかないとわからない。
道路を渡り、登山道へ入っていく。クマザサは足下も見えないほどで、獣道のようだ。登りも最初から急である。白樺とクマザサの中を20分ほど歩くと、急坂は落ち着きテラス状の場所に出る。ここで少し休憩し、汗を拭く。 道は尾根道となり、振り向くと半ば雲がかかった黒桧山の姿が見えてくる。空は青いが山の周りだけ雲が湧いているようだ。 先ほどから見えていた偽ピークに到着する。ここは周りに木がないので眺めが良い。大沼も見えてくる。山頂に立つアンテナがはっきり見え、もう一息で到着できそうだ。
山頂直下の登り坂は、なぜか登山道の所に岩が盛り上がっているように積み重なっている。歩きにくいことこの上ないが、なぜそのような状態になったのか不明だ。最後はガレ場を登りきると山頂である。山頂のアンテナは一本ではなく無数にあることが分かった。 一等三角点のある山頂は右手にある。この山頂も周りから石を寄せ集めたような状態だ。山頂には地蔵や石塔が並び、臼のようなものもある。石碑は文政元年と読み取れるものがあった。大沼がよく見える場所に腰掛け、昼食休憩にした。
下山は八丁峠方面へ。指導標の示す方向へ進んだ。道は木道が続き、登りと比べてこちらの方が歩きやすい。眺望の良い道のようだがあいにくガスがかかってきた。下っていくうちにガスはとれ、正面に山に囲まれた小沼が見えてくる。 八丁峠には多くの車が駐まっていた。赤城山はこの八丁峠から登るのが一番楽なようだ。八丁峠からは指導標にスキー場800mと書かれた方へ進む。道はすでにスキーコースのようなところで、幅広に切り広げられた所を歩いた。
左手にゲレンデのような草原が見え、やがて車道に突き当たる。赤城山大洞のバス停があり、関東ふれあいの道の案内板がある。このあたりは「ツツジのみち」が設定されているが今回歩いたコースとはかすりもしていないようだ。今朝車を駐めたところはもう目の前である。 この日は県立赤城山キャンプ場で幕営し、新月の星空を観察する予定だったが、雲が出て星は見えず、早々に就寝した。翌朝下山し、道の駅に併設されているあいのやまの湯に入り、渋滞を避け早めに帰路についた。
Camera:CANON PowerShot S100
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