TOP > 群馬県の山 >表妙義中間道  

表妙義中間道-群馬県の山

表妙義中間道-群馬県の山

中間道でも鎖場の連続

中間道でも鎖場の連続

【大砲岩に立つ】

大砲岩に立つ

山行情報
日程 2011年10月09日(日)
山名(山域) 妙義山(妙義山
入/下山地 道の駅みょうぎ/中之嶽神社前駐車場
メンバー 黒岩、山本、福島
行動時間 6時間07分
歩行
距離
登り
下り
歩数
8.7km 1,643m 1,370m ---歩
妙義山マップ

コース(タイム)

みょうぎ道の駅(9:53)-妙義神社(10:04)-(10:49)大の字-(11:28)奥の院-石門群-(16:00)中之岳神社

 《山概略》
 妙義山は山の総称であり、ピークとしての名前はいくつもある。過去に何度か訪れたことがあるが、稜線は切り立った岩で危ない山という印象がある。遠くから見るこの山も独特の雰囲気があり、険しい岩山であることが分かる。今回はガイドブックにも紹介されている一般的な中間道を歩くことにした。稜線は歩かずに中腹を歩くのだが、それでも鎖場や岩場は多く、危険な山に変わりはなかった。

 《アプローチ編》
 登山口は道の駅みょうぎとなる。横浜の自宅を車で出発し、花園道の駅に立ち寄り仲間と合流してから妙義山に向かった。道の駅みょうぎで別の仲間が到着すると、車を一台下山口の中之嶽神社へ置いておく。
 標高420mにある道の駅みょうぎは国道に面しているわけではなく、近くにある妙義神社参拝のための駐車場となっている。しかし、この駐車場では警備員が2人配置され、登山者が車を駐めないように監視している。仕方がないので隣の市営の駐車場に車を止めた。

 《妙義山へ》
 登山口は妙義神社となる。鳥居をくぐり、急な坂を登っていく。目の前の妙義山の岩肌に大の文字が見えるが、その裏側まで行く予定だ。妙義神社は先の台風の影響で被害が出たらしく、御本社は立入禁止で見ることができなかった。そのまま右手の登山道へ進んだ。


妙義神社参道
【妙義神社参道】
   みょうぎ大の字
【みょうぎ大の字】

 登山道は急な登りが続き、さっそく鎖場がある。しかし岩場の鎖なので鎖が無くても楽に登ることができる。神社から40分ほど登ると、大の字の裏手の岩場の下に出る。10mほどのこの岩を登ると、眺めの良い大の字に出る。霞んでいてあまり遠くは見えないが、眼下にみょうぎ道の駅や長野自動車道の高架などを見ることができる。
 大の字から中間道へ下って戻るだったが、どうしても奥の院まで行きたいという仲間の要望に応え、険しい急坂を登り続けた。この辺りの道はすでに一般道ではなく、地図上では赤の破線になっている。
 奥の院は上下左右を巨岩で囲まれ、石室のようになっている。ハシゴを伝って薄暗い石室に入り、奥の院を見学した。見学といっても石室の中には石像と石版があるのみである。
 奥の院から中間道へ下りるが険しい道は続く。途中、猿の集団と遭遇。こちらに気づくと逃げていった。しばらくすると猿を山に追っている人と出会う。アンテナのようなものを持っていて、猿が町に降りてこないように活動しているそうだ。  見晴台を通過してしばらく進むと関東ふれあいの道となっている中間道に合流する。ゴールの中之岳神社までは4.2kmとなっている。中間道は歩いている人も多く、数組のパーティーとすれ違う。中には登山ではなく街中を歩くような格好で歩いている人たちもいた。

石室の奥の院
【石室の奥の院】
   岩屋根をくぐる
【岩屋根をくぐる】

 右手に涸れた大黒の滝をみて、階段や簡易橋を渡る。第二見晴台は休憩地点で人が多く通過する。本読みの僧という石像があるところは中間道の中間点だ。道は階段が続き、岩を彫り抜いたようだ場所を通過する。石門の近くは岩場の庭園のような所があり、大砲岩胎内くぐりなどの奇岩がある。岩場へ行くには勇気が要るが、仲間はひょうひょうと胎内くぐりを回っていた。
 石門をくぐって道に降りるまで難所は続き、かにのたてばいや横ばいの鎖場を通過する。舗装道にでると、中之岳神社まで歩道を歩き、黄色い巨大な大黒様を拝観し、駐車場へ戻った。


第四石門
【第四石門】
   鎖場を登って次の石門へ
【鎖場を登って次の石門へ】


付近の山 金鶏山(1999.04.10),星穴岳(1998.04.05),丁須の頭(2000.12.16),白雲山(2005.12.03),谷急山(2007.12.01)

立ち寄り湯情報
 
妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」★★
場所:群馬県富岡市妙義町妙義1−1(TEL:0274-60-7600)
料金:500円・時間:10:00~20:00(3/1~11/30)
休館:月曜日、祝祭日の翌日、12/28~12/31
食堂:有、露天:有;
Camera:NIKON COOLPIX P300

NOYAMA
   ホームに戻る   
NOHOU