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鍋割山(赤城山)-群馬県の山 鍋割山(赤城山)-群馬県の山 赤城の前衛、雪山ハイク 赤城の前衛、雪山ハイク 【鍋割山頂からの風景】
コース(タイム)姫百合駐車場(09:05)-(09:43)荒山高原-(10:28)鍋割山(11:15)-(14:25)駐車場
《山概略》
《鍋割山へ》 登山口は駐車場の奥の方にある。駐車場を一歩出ると、そこはもう雪の世界。林道はすっかり雪道になっている。その林道の左手に登山口があり、荒山高原の入口となっている。はじめはアイゼンを付けずに登山道へ入っていくが、少し歩いたところで、やはり必要だろうと言うことでアイゼンを装着する。人が良く歩かれている道なので、雪は締まっていて、ワカンの必要は全くない。
少し登るとボランティアの森と書かれた案内板があり、そこを直進する。緩やかなトラバース道が続き、階段状の道を進む。樹林帯が途切れてふれあいの十字路という場所に出る。このあたりは公園内なのか分岐が多い。ここも直進する。トラバース道が続き、雪に埋もれた荒山風穴がある。雪のため様子は分からないが、雪を掘り出したところに温度計があり、覗いてみるとマイナス2度を示していた。
岩の露出した坂を登っていくと、荒山高原に出る。分岐の指導標は半分ほど雪に埋まっている。左に行くと荒山で、右が鍋割山となっている。鍋割山の方が距離が短いが、コースタイムは鍋割山の方が長くなっている。鍋割山の方へ向かうが、雪の高原なので道がない。山の頂の方へ向かって歩いて行く。 しばらく歩くと、左手に方に関東平野が見えてくる。文字通り平野で、広大な平地が広がっている。山から見える眺望は山が多いが、このような平野が広がる様子は珍しい(自分だけか)。
山頂までは稜線をまっすぐ進んでいく。西からの風の影響か、雪が東側にせり出して雪庇のようになっている。振り返ると荒山の奥に地蔵岳山頂のアンテナ群が見える。西の方には榛名山の奥に真っ白な浅間山が現れる。稜線には樹林がないので見通しが良い。竈山というピークに立つと、ようやく鍋割山の山頂が見えてくる。
竈山から少し下ると樹林帯に入る。そこから登り返すと平地の直線コースとなり、一番奥に鍋割山の山頂(1332.9m)がある。山頂には二等三角点があり、東側は雪の壁ができている。登山道は人が少なかったが、山頂には多くの人が集まっていた。団体で来ているようだ。
山頂の少し先の斜面の眺めの良いところで休憩した。昼食はスーパーで買ったうどん入り鳥鍋。アルミの鍋付きなので、手軽に作ることができる、まさに山向けの食料だ。鍋割山と言えば、丹沢の鍋割山は山小屋の鍋焼きうどんが有名だが、それにちなんだわけではない。雪山には温かい鍋がうれしいが、この日はそれほど寒くはなかった。
山頂で45分ほど休憩して下山する。下山は来た道を戻っても味気ないので、南西のゴルフ場方面へ下った。正面に伊勢崎の市街を見渡しながら下り気持ちが良い。少し下るとすっかり雪はなくなり、アイゼンを外して歩く。途中、指導標があり、獅子ヶ鼻と言うところに下っているようだ。その次の指導標では赤城青年の家に向かっているようだ。 GPSで場所を確認し、鍋割相吉林道手前で右の方へ進み、多少ショートカットして林道に合流する。林道ははじめ雪はなかったが、少し進むとアイスバーン状態になる。この林道は閉鎖されておらず、長い歩きの間に何台か車が通りすぎていった。 林道はワインディングロードで距離が長く、2時間近く歩くことになる。登りはじめから一周するような形で、姫百合駐車場に帰還する。駐車場は満車になっているかと思ったが、そうでもなく余裕があった。下山後は温泉に行きたいところだが、帰りの関越は渋滞するので、まっすぐ帰ることにした。 Camera:CANON EOS 6D
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