週末は野山にいます


群馬県の山

▲岩櫃山(2022.12.3)
▲小野子山(2006.5.26)
▲浅間隠山(2006.4.1)
▲丁須の頭
 (2000.12.16)
▲金山(2021.1.9)
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崇台山-ぐんま百名山

崇台山-ぐんま百名山

地元では名山と自負する展望の山

地元では名山と自負する展望の山

【群馬の名山に囲まれる崇台山頂】

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○山行情報
日程 2022年12月3日(土)
山名(山域) 崇台山(西上州の山
入/下山地 学習の森駐車場
メンバー 単独行
行動時間 1時間
歩行 距離登り下り歩数
3.0km76m76m---歩

崇台山マップ

○コース(タイム)

安中市学習の森(13:03)-(13:20)崇台山-天王山(城趾)-(13:58)安中市学習の森

 《山概略》
 崇台山(そうだいさん)は群馬県安中市と富岡市の境にある標高299mの山。群馬県で5番目に低い山だが、ぐんま百名山に選ばれている。登山ルートは主に安中市側が整備されている。登山口はすでに標高が230mほどなので、高さは70mほどの山と言うことになる。

 《アプローチ編》
 午前中に岩櫃山を登っていて午後はこの崇台山を登る予定である。車を走らせて安中市ふるさと学習館の駐車場に車を止める。施設の利用者はほとんどいないようで、綺麗に整備された駐車場もガラガラである。




 《崇台山へ》
 ふるさと学習館の駐車場を出て、突き当たりの道を右に進む。少し歩くと左手に電車の車両が置かれている。特急あさまの車両のようだ。特急あさまは1997年まで使用されたが、その後は新幹線に名称が引き継がれている。1両だけ置かれているこの客車は工房として利用されているようだ。
 道の突き当たりに崇台山の指導標が有るので右に曲がる。周囲は刈り取りの終わった田んぼで、正面に赤く色づいた森が見える。その森の盛り上がりが崇台山のようだ。その森に近づくと、里山の花畑がある。この時期は何も咲いていないが、暖かくなると季節の花が咲くようだ。



 里山の花畑の隣が登山口で、森に向かって小道が続いている。道なりに進み、落ち葉の道を登っていくと広い山頂(299m)に出る。周囲には桜の木が植えられ、花の季節には賑やかになるのだろう。冬のこの時期でも5人ほどのハイカーが地元と思われる人の説明を聞いていた。説明板にはこの崇台山がいかに名山であるかをとくとくと書かれている。
 山頂からは360度のパノラマと言うことだったが、木々が遮り一気に見渡すことはできない。多少場所を移動しながら妙義や浅間、榛名、赤城など群馬県の主要な山を見ることができる。



 山頂からは南の尾根を降りていく。特に指導標は無かったようだが明瞭な道があるので間違いは無いだろう。左手は視界が開けて眺めが良い。若干の住宅地と森が広がっている。視界が途切れ、樹林帯をしばらく歩くと長学寺、前田家廟所という指導標が現れ、その方向に進む。前田家というのか加賀藩の前田家だろうか。今回はそれらには立ち寄らず。次の分岐でふるさと学習館の方へ向かう。
 右手にササが刈られた一画が有り、その真ん中に四角い石組みがある。何かと思ったら厠跡らしい。それ以上の情報は得られなかった。
 鉄塔の下に分岐が有り、ふるさと学習館の東側と西側に道が分かれるので西側の方へ進む。赤白の車止めを通過し、関東ふれあいの道の導標がある。崇台山自体は関東ふれあいの道が通っていないが、今回歩いたコースのほんの一部が「歴史を尋ねるみち」としてかすっている。



 フェンスに沿った道を進んでいくと、左手に経塚山古墳があるようだ。道を外れてその方向へ入り込むが、どれが古墳か分からない。円憤らしき盛り上がった小山があるがそれのことだろうか。特に説明も無いのですぐに引き返した。
 道は落ち葉で埋まった舗装道路になり、やがて正面に妙義山や浅間山が見えてくる。右手にふるさと館の裏口のような入口があり、そこから中に入っていく。ふるさと館自体の建物に入ろうかと思ったが、マスクを忘れたので中庭を通り抜けて駐車場の方へ向かった。途中、地元出身の半田富久の黒御影の彫刻や海音寺潮五郎の碑がある。
 相変わらず閑散とした駐車場に戻り、少し時間を潰してから今夜のホテルへと向かった。このまま自宅へ帰ると大渋滞にはまるので、最近は現地に泊まってから朝帰るようにしている。

○当日泊の宿
ホテルルートイン安中★★★★
ルートイン安中 場所:群馬県安中市原市398-2
TEL:027-380-1211
料金:1泊朝食 4,470円(全国旅行割適用)
大浴場:有り
その他:珈琲自由
Camera:CANON EOS 6D Mark II