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帯那山-山梨百名山

帯那山-山梨百名山

牧場跡地は展望良好

牧場跡地は展望良好

【関東富士見百景の地】

関東富士見百景の地

山行情報
日程 2013年10月12日(土)
山名(山域) 帯那山(奥秩父周辺
入/下山地 帯那山林道路肩
メンバー 単独行
行動時間 50分
歩行
距離
登り
下り
歩数
2.8km 199m 199m 5,800歩
帯那山マップ

コース(タイム)

帯那山林道(9:51)-(10:12)奥帯那山-(10:43)帯那山林道

 《山概略》
 帯那山は山梨県甲府市と山梨市の境にある山梨百名山である。山頂付近には高原牧場があったようだが今はその気配はない。帯那山から見る富士は関東の富士見百景指定されている。

 《アプローチ編》
 羅漢寺山から下山し、甲府市へ向かう途中にある和田峠を左折する。集落を抜けて林道に入り上へと登っていく。道は車一台がやっと通れる幅だが対向車はない。カーナビ上ではすぐ左手に帯那山の山頂があるが、なかなか駐車場が現れない。2カ所ほど駐車スペースがあったが、なぜか残土のようなものが山盛りになっていて駐められそうにない。山頂を半分ほど回り込んだところでUターンし、帯那山高原牧場への分岐のところが広くなっていたので路駐した。


林道脇に駐車
【林道脇に駐車】
   落ち葉に埋まる林道を歩く
【落ち葉に埋まる林道を歩く】


 《帯那山へ》
 車を駐めた三叉路から歩き始める。帯那山高原牧場と書かれた道路標識の下には、牧場は休牧中です、と書かれている。しかし休牧中というよりは廃業と言っても良さそうな雰囲気だ。周りに人の気配はなく、牧場の雰囲気も残っていない。
 舗装されていない林道をしばらく歩くと右手に帯那山登山道の指導標がある。右に回り込んで道は続き、雑木林に囲まれた中を進む。アヤメ群生地と書かれた指導標もあるが、その季節は6月頃である。櫛形山のアヤメは壊滅状態だと聞くが、ここのはどうなのだろうか。

右斜め後ろに分岐
【右斜め後ろに分岐】
   青空が広がる
【青空が広がる】

 車が通れるような幅広の道が続き、左側の展望が開けてくる。ススキ越しに靄に覆われたシルエットの富士が見えている。右手の登り斜面の草原の先にはコンクリートの廃屋が見える。道なりに進み、あずま屋を通り過ぎる。
 道はようやく登山道らしく細くなり、茂みの中を進んでいくと、地面に置かれた奥帯那山を示す指導標がある。この指導標はかなり重要なポイントで、これを見逃すと山頂にたどり着くのは難しいだろう。ここから左の方へ進んでいくと樹林に囲まれた帯那山の山頂(1,422m)に到着する。

樹林帯の山道へ
【樹林帯の山道へ】
   奥帯那山の山頂
【奥帯那山の山頂】

 山頂には草に埋もれた三角点があり、周りは林に囲まれ眺望はない。ここまでそれほど登ってきた感覚もないのでここがピークという印象はない。うろうろ歩いていたら大きなヘビが現れ、逃げていった。草地で他にもヘビが居そうなので撤退することにした。
引き返すと山梨百名山の標柱を発見
【引き返すと山梨百名山の標柱を発見】
   関東富士見百選の眺め
【関東富士見百選の眺め】

 来た道を戻り、先ほど見かけたコンクリの廃屋の方へ斜面を登っていくと、その横に山梨百名山の標柱を発見した。しかも新旧二本立っていた。この場所は富士山方面だけ眺望が開けていて、関東の富士見百景にも指定された場所のようだ。ここから富士にかけて雲海が発生することがあるようだが、その際に見る富士は天下一品だそうだ。
 車のところまで戻り、時間を確認すると1時間もかかっていなかった。まだ昼前である。渋滞を避け早めに帰ることができそうだ。温泉は久しぶりにほったらかし温泉へ入った。

付近の山 羅漢寺山(2013.10.12)、要害山(2005.01.02)、兜山(2006.10.09)

立ち寄り湯情報
 
ほったらかし温泉★★★★
場所:山梨県山梨市矢坪1669−18(TEL:0553-23-1526)
泉質:アルカリ性単純温泉(pH10.1)
料金:700円・時間:日の出~22:00
休館:無休
ロッカー100円、軽食スタンド、露天:有
Camera:CANON PowerShot S100

NOYAMA
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