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礼文岳-北海道の山 礼文岳-北海道の山 花の浮島、礼文島の最高峰 花の浮島、礼文島の最高峰 【しばらく歩くと山頂が見える】
コース(タイム)内路(12:13)-(13:47)礼文岳(14:02)-(16:52)内路
《山概略》
《礼文岳へ》 観光バスを降りると登山口は目の前にある。ちょっとした広場で登山者用の駐車場にもなっているのだろうか。このときは車は一台も駐まっていなかった。後ろはすぐ港で、ほぼ標高0mから登ることになる。 山に向かって階段があり、そこから山へ入るようだ。山頂まで4.0kmと書かれた道標がある。 階段を登り、うっそうとした草の中へ入っていく。初めは急坂だが道はつづらになっていてチシマザサの細道を右へ左へとジグザグに登っていく。ふと後ろを振り向くと内路の集落や入り江が一望できる。
つづらが終わると山頂へ向けての緩やかな登りとなる。ときどき右手前方に礼文岳の山頂が見えてくるが、樹林帯に入ると眺望はなくなる。ダケカンバやトドマツの森の中を道なりに進んでいくと、下山する何組かの登山者とすれ違う。その中の一人は見覚えがあると思ったら、一昨日芦別岳で会った十文字小屋のおばさんだった。お互いこの山へ行くことは話してなかったが、奇遇とはこのことだ。
登山道は一本道でほぼ間違うことはないが、1km地点と2km地点に道標がある。3kmあたりから森林限界を超え、ハイマツを見かけるようになる。500m足らずの山でハイマツを見かけるのは珍しく、北方の山だと改めて思う。
目の前のピークを登り切り、山頂と思ったらまだその先に山頂があり少しがっかりする。このあたりは道標もなく距離感が分からなくなっている。礼文岳は緑に覆われ、山頂に向かって一筋の線が伸びているのが登山道だと分かる。ニセピークから少し下って、登り返すとハマナスの赤い色が目立ってくる。今夜泊まる宿もはまなすだ。
登り初めから1時間半ほどで誰もいない礼文岳の山頂に到着する。曇りのため遠くの眺望は見られないが島最北のストコン岬はよく見える。冷たい風が強く吹いているため、じっとしていると寒くなる。少し休んでから来た道を下山した。 登山口の内路には路線バスのバス停があるがバスの本数は少ない。香深行きは16:53があり、1時間ほど待つことになった。
Camera:CANON PowerShot S100
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