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駒ヶ岳-日本二百名山

駒ヶ岳-日本二百名山

下界は晴れでも五里霧中

下界は晴れでも五里霧中

【道の駅展望台から】

道の駅展望台から

山行情報
日程 2014年07月13日(日)
山名(山域) 駒ヶ岳(北海道
入/下山地 六合目登山口
メンバー 単独行
行動時間 1時間20分
歩行
距離
登り
下り
歩数
3.9km 414m 414m --歩
駒ヶ岳マップ

コース(タイム)

六合目登山口(4:43)-(5:24)馬ノ背-(6:03)六合目登山口

 《山概略》
 駒ヶ岳は日本全国に点在しているが、北海道の駒ヶ岳と言えばこの山である。別名は渡島富士。大沼から見ると馬のように見えるが、長万部方面から国道5号線を走っていると、双耳峰で裾野の長い山として見えている。
 江戸時代より噴火を繰り返す山で、最近では1996年に小噴火を起こし入山規制が行われた時期もある。現在でも登山は馬ノ背までで、火口付近は立ち入り禁止となっている(森町のHPより)。

 《アプローチ編》
 前夜は森町の道の駅で車中泊している。この道の駅には展望台があり、駒ヶ岳や羊蹄山が一望できるのが特徴だ。当日はあいにく羊蹄山は見えなかったが、駒ヶ岳方面は雲が邪魔することなくよく見えていた。
 翌朝は曇り空で夜明けが遅く感じた。それでも4時には道の駅を出発し、六合目の登山口へ向かった。駒ヶ岳の姿は全く見えず、登山口に続く道もわかりづらいが、カーナビの言うとおりに進んだ。駒ヶ岳に向かう道はほぼ直進で、標高487m地点が六合目登山口駐車場である。赤土の広い駐車場である。

 《駒ヶ岳へ》
 駐車場には他に車は駐まっていなかった。今日は雲がかかっているので登る人は多くないのかもしれない。しかしまだ5時前である。登山靴に履き替えて出発した。
 この文章を書いているときに気づいたのだが、写真に写った案内板を見ると、この山は登山時間が限られていて、AM9:00~PM3:00がその時間帯であるようだ。登山区間も6合目から馬ノ背までと明記してあった。登る時間が決められているというのは珍しい山だ。ともあれ、気づかずに時間外に登ってしまった。


広い六合目駐車場
【広い六合目駐車場】
   駒ヶ岳登山口
【駒ヶ岳登山口】

 登山口からしばらく砂礫の林道の道が続く。目の前に大きな矢倉が建っていて、温泉でも掘っているのかと思ったが、説明があり、地下500mに地震計を設置するための施設らしい。その矢倉の前を左に曲がり、馬ノ背に向けて一直線の登りが始まる。傾斜が結構あり、足下の砂がずるずる滑るのでけっこう体力を消耗しながら登ることになる。

地震計設置工事
【地震計設置工事】
   登りは足が滑る
【登りは足が滑る】

 途中、山頂まで1500mの道標があるが、山頂というのは馬ノ背のことのようだ。息があがってきた頃に、ちょうど右手にベンチがあったので休憩した。馬ノ背まで休憩なしで行っても良さそうだが、なぜか疲れやすい。
 山頂まで500mのところは九合目となっている。ここにもベンチがある。黙々と登り続け、周囲のガスが濃くなった頃、馬ノ背(900m)に到着する。視界は数十メートルで大きな岩がいくつかある。剣ケ峰まで1131mの指導標があるが、行ってはいけないようなことは書いてなさそうだ。しかし、このガスの中をこれ以上前進しても何も見えないので、ここまでにする。

山頂まで1500m
【山頂まで1500m】
   ベンチがあるので休憩
【ベンチがあるので休憩】

 帰りは来た道を戻るのだが、ガスが濃いため一瞬帰り道が分からなくなる。しかし少し進むと見覚えのある場所があり、そのまま下った。登山口までは誰とも会わなかったが、駐車場には2台車が増え、これから登るようだった。一人は昨日同じ道の駅で車中泊をしていた岡崎ナンバーの車だった。

馬ノ背に到着
【馬ノ背に到着】
   ガスで何も見えない
【ガスで何も見えない】

 駒ヶ岳は今回の北海道山旅最後の山である。明日は函館港から帰路につくので、下山後の温泉は途中にある恵山温泉へ立ち寄った。ここは強酸性の温泉で知られ、一度入ってみたかったのだ。

《登山道の花》
イワブクロ ■■ イワギキョウ
 【1.イワブクロ】
 【2.■■】
 【3.イワギキョウ 】


立ち寄り湯情報
 
恵山温泉★★★
場所:北海道函館市柏野町117-150(TEL:0138-85-2041)
泉質:酸性明ばん緑ばん泉
料金:500円・時間:6:00~20:00
休館:1月~4月
食堂:無、露天:無
Camera:CANON PowerShot S100

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