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槍ヶ岳−日本百名山 槍ヶ岳−日本百名山 台風一過の大雨に... 台風一過の大雨に... › 槍の穂先にて
コース(タイム)---初日
横浜=橋本駅(20:05)=沢渡−上高地(6:48)−(9:55)横尾−(12:45)ババ平
《アプローチ編》 【上高地で雨宿り】 これから帰るのか入山するのか分からないが、上高地バスセンターの屋根の下には大勢の登山客がいた。 上高地バスセンターでは、しばらく雨が止むのを待っていたが、その気配は全くない。到着するバスやタクシーからは次々と登山者がはき出されてくる。メールを確認すると、吉田さんはババ平を出発し、槍岳山荘に向かったようだ。もう戻る訳にはいかないので、意を決し出発する。雨具は下だけ着け、傘を差して歩き始めた。 河童橋にはサルの親子が雨に打たれていた。タクシーの運転手も話していたが最近上高地ではサルが増えたそうだ。 横尾山荘まで約10kmを3時間かけて歩く。標高差は140mほどしか無く、きつくはないが長い。時々花の写真を撮る。 【横尾山荘に到着】 久しぶりに来た横尾はだいぶ様子が変わっていた。建て家が増え、梓川に架かる橋は立派なものになっていた。いつもはここから涸沢へ向うのだが、今回初めて槍沢へ入っていく。 横尾山荘前で休憩する。山荘前のベンチに腰かけて吊り橋のほうを見ていると、次から次へと登山者が通り過ぎていく。これから帰る人もいるが、これから入山してくる人のほうが多い。この雨で中止にしようと思わなかったのだろうか。 槍沢ロッジまでは一気に登ってしまう。
【槍沢ロッジ】 槍沢ロッジでテン場利用の受付をすませる。ロッジからテン場まではかなり距離があり、このロッジで受付をすることを気づく人は少ないのではないだろうか。 槍沢ロッジからババ平にかけて、岩が多く時々白ペンキで沢の名前やらが書いてある。槍見と書かれているのは槍が見えるのだろうが、この雨では見えるわけがない。それでも右手の上の方には槍のような岩峰がそびえているのが見えた。 上高地から歩くこと6時間でババ平のテン場に到着。初日の行動時間としてはちょうど良い案配だ。前夜よく寝ていないので、ゆっくり眠ることができる。 【ババ平のテン場】 あまり広くはないが、この日は空いていた。水場はテント場の隅にあり、水量は豊富だ。水は持ち上げる必要がなかった。トイレは簡易トイレが一機有り、トレペも時々補充されるようだ。 雨が小康状態のうちにテントを設営する。そして昼寝。雨は急に強く降り出したり、止んだりを繰り返している。ラジオで天気予報を確認しようとすると、イヤフォンが経年劣化で壊れていた。スピーカーに切り替えてラジオを聞いた。イヤフォンは本体巻き取り式なので、イヤフォンのために本体ごと買い換えなければならないのだろうか。十分使えていただけにもったいない。天気予報の方は西から天気は良くなるとは言っていた。 夕方雨が止んだところで夕食の準備にかかった。食当はChifuさんで、こんな所でも白米を持ってきていた。米1.5合に水500mlでちょうど良く炊きあがった。おかずは、味噌汁、芽こぶとキュウリの酢の物、昆布サーモンの白菜和え。 外で夕食の準備をしていたが、また雨が降り出しテントの中へ逃げ込んで食事をした。食べ終わった頃には雨は小康状態になり、自分のテントに戻った。
明日はいよいよ槍ヶ岳登頂››Camera:Canon IXY 910is,EOS KISS X2
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