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大丸山-神奈川県の山

大丸山-神奈川県の山

市内屈指の山岳地帯を歩く

市内屈指の山岳地帯を歩く

【大平山のひな壇を登る】

大平山のひな壇を登る

山行情報
日程 2014年02月02日(日)
山名(山域) 大丸山(三浦半島
入/下山地 金沢動物園/鎌倉駅
メンバー 林夫妻、鈴木、浜岡、山地、小楠、工藤、千葉、福島
行動時間 3時間55分
歩行
距離
登り
下り
歩数
9.9km 405m 479m 26,000歩
大丸山マップ

コース(タイム)

金沢公園(9:56)-(10:30)大丸山(10:41)-(11:31)天園(12:02)-建長寺-(13:50)鎌倉駅

 《山概略》
 坂の多い横浜ではあるが山は意外と少ない。横浜市の最高峰は金沢区の大丸山(おおまるやま)で標高は156.8mである。しかしながら最高地点としては鎌倉市の大平山の手前にある市境部分の海抜159.4mになる。ちなみに最近日本一の高さから陥落した西区にあるランドマークタワーの高さは296.33mである。

 《アプローチ編》
 京急金沢文庫駅が待ち合わせ場所となる。今回は環境活動仲間の9人が参加者となる。集合時間は9時30分で、50分発の金沢動物園行きのミニバスに乗った。バスは小さいが、乗客は我々だけで終点まで貸し切り状態だった。料金は190円。

 《大丸山へ》
 日曜日の朝、開園時間は過ぎているが金沢動物園の周辺は閑散としている。金沢自然公園の案内板でルートを確認する。金沢自然公園は動物園エリアと植物区エリアに分かれ、大丸山へは両エリアの境界を歩いて行くことになる。案内板には大丸山という記載はないが、鎌倉・天園方面が示されている。


金沢動物園で下車
【金沢動物園で下車】
   横浜横須賀道路に沿って歩く
【横浜横須賀道路に沿って歩く】

 植物区エリアの遊歩道は枕木の木道になっていて、周りはシダ類が生えている。木々の葉はこの時期ほとんど落ちている。春になると珍しい植物でも生えてくるのだろうか、今回ここを歩くのは初めてだが、緑の季節にも来てみたいものだ。
 階段を上って盆地状になった植物区エリアをでると左手に進み、動物園エリアを回り込むように続く道を歩く。右手には横浜横須賀道路の高架が走り、車が勢いよく通りすぎていく。道なりに進んでいくと、ダートの道から再び湿地帯の木道へと変わる。金沢市民の森と書かれた道標があり、金沢市民公園と合わせて、かなり広い自然地帯であることが分かる。


金沢市民公園の遊歩道
【金沢市民公園の遊歩道】
   大丸山への階段
【大丸山への階段】

 ひょうたん池を通り過ぎ、指導標に従い大丸山方面へ進む。急斜面に長い階段が作られていて、そこを登っていく。階段の上からはようやく山道らしくなり、緩やかに登っていく。
 巨木の前を通り、センリョウの赤い実を見て広場に出る。それ程登ってきた感覚はないが、そこが横浜市最高峰の大丸山山頂である。山頂にはテーブルや椅子がありピクニックには最適だ。眺望は東側だけだが、天気が悪いためそれ程遠くは見えない。八景島シーパラダイスの三角屋根がかろうじて見える程度だ。

大丸山山頂広場
【大丸山山頂広場】
   横浜から鎌倉へ
【横浜から鎌倉へ】

 山頂で休憩しているうちに雨がぱらぱらと降り出してきた。傘を差して鎌倉方面へと向かった。階段状の坂を下ると三叉路があり、左が鎌倉方面となる。広いハイキング道で、アップダウンはほとんど無く、しばらくこの道を歩く。途中何度か分岐があるので道標に従って進む。周辺マップの案内板もあるが、北が右だったり、左だったりと分かりにくい。

切通し
【切通し】
   天園の茶屋
【天園の茶屋】

 道は横浜市と鎌倉市の境になり、やや狭くなる。右手には広い墓地が見えてくるが、横浜霊園だ。横浜は人口も多いが、墓地も大きく一面に墓石が立ち並んでいる。しばらく右手に霊園が続き、切通しを二回ほど通過する。鎌倉は切通しが見所で、名のついた切通しが多いが、ここの切通しは名前がないのか、特に案内板等はなかった。
 指導標の行き先が建長寺に変わり、道なりに歩き続けると天園茶屋の横に出る。天園という地名は国土地理院の地図にはないが、大平山のすぐ手前にある。霊園に近いピークにあるので天園と名前がついたのだろうか。
 天園茶屋の入口近くに横浜市最高地点の案内板がある。このあたりが横浜市と鎌倉市の境界なのだろう。鎌倉市に入る前に、この茶屋で休憩した。休憩のために何か注文するのだが、手頃なミニ豚汁(250円)を頂いた。しかし早くも生ビールを飲む仲間もいた。

建長寺道を歩く
【建長寺道を歩く】
   建長寺半僧坊を下る
【建長寺半僧坊を下る】

 《鎌倉駅へ》
 天園茶屋で30分ほど過ごし、先に進む。右手に横浜カントリークラブを見て、大平山の広場に出る。いつもはここで休憩するのだが、天園で休憩したので今回は通過。大平山ピークへのひな壇を登る。
 大平山は標高159.2mで、鎌倉市最高地点と書かれたプレートがフェンスに取り付けられている。フェンスに身を乗り出すと北側の眺望が得られるが、この日は視界不良である。大平山の先は建長寺道と書かれた道を歩き、左手の建長寺に続く坂を下っていく。
 建長寺を通り抜け、鶴岡八幡宮に立ち寄る。そして最後に鎌倉駅近くにある、中華料理の鎌倉山下飯店へ。ハイキング兼新年会の最後は宴会で締めくくった。

付近の山 円海山(2001.12.30)、源氏山(2013.03.31)、衣張山(2014.01.19)

Camera:CANON PowerShot S100

NOYAMA
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