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大山-日本三百名山 大山-日本三百名山 関東大雪のあとの週末に 関東大雪のあとの週末に 【山頂裏側からの眺望】
コース(タイム)大山ケーブルバス停(08:10)ー(08:59)阿夫利神社下社-(10:18)大山(10:43)-見晴台(11:35)-(12:38)日向薬師バス停
《山概略》
雲井橋を渡ると右手に大山ケーブル駅がある。いつもは乗客で行列ができているが、まだ始発まで30分以上あるので周辺に人の姿は見られない。石段を登っていくと道は左右に分かれ、大山寺を経由する左手の女坂参道に進む。 女坂の道に入るとさっそく路面に雪が現れる。積雪から四日経っているのでかなり踏み固められている。しかし滑る様子もないので、アイゼンを付けるまでもなさそうだ(結局この日はアイゼンを使うことはなかった)。ちょっとした雪景色の中、女坂の七不思議を順に見ながら道を進んだ。
龍神堂を通り過ぎ、石段をひと登りすると紅葉の撮影スポットである大山寺の灯籠階段の下に出る。この時期の紅葉は枯れている。その階段を登ると大山寺が正面にある。755年開山の歴史あるお寺だ。本日御開帳と書かれた立て看板があるが、ご本尊の大山不動像が公開されるのだろうか。あとで調べると、毎月8,18,28日が御開帳日と言うことだ。この日は27日だったが。 大山寺の右手に道は続き、石段登りは続く。ケーブルが動き出した音が聞こえ、右手に緑のケーブルカーが急坂を登っていった。まだ9時前なので試運転だろう。更に石段を登り切ると男坂の道と合流する。
石段を登り、まだ準備中の茶店の前を通過する頃には、始発のケーブルカーが到着したようだ。参拝客も参道に加わるが、その人数も少ない。石段から後ろに振り向くと町並みや相模湾、江ノ島を望むことができる。阿夫利神社の本殿は足場に囲まれ改修でもするのだろうか。本殿の前を左に進み、一丁目の入山口へ進む。
入山口には扉付きの鳥居があり、その戸が半開きになっている。何か意味があったようだが忘れてしまった。鳥居をくぐり、急な石段を登る。石段を登り切り、雪混じりの道を進むと四丁目の石柱がある。山頂は確か二十八丁目だったはずだ。 ベンチがあるちょっとした広場で小休止し、朝食代わりに食糧を補給する。休んでいる間に通り過ぎていく人は数人だ。これまで大山へ来たうち、今回が一番人が少ない気がする。
登りを再開し、山頂までは一気に進む。途中、湘南の町並みを一望したり、牡丹岩や天狗の鼻突き岩を通過したり、富士を見たりして退屈しない。ヤビツ峠との分岐のあたりは雪が深くなるが、多くの人が歩いたあとなので、すっかり踏み固められトレースができている。ワカンやアイゼンは必要ない。
何度か鳥居をくぐり抜け、大山山頂(1,252m)に到着する。風はほとんど無く、気温は低いが日が差して暖かい。眺望は抜群である。トイレ裏の富士山が見えるところまで行き写真を撮った。山頂ではFBに投稿するためiPhone をいじっただけで、すぐに見晴台方面へ降りていった。
見晴台までは多少雪があり、真っ白な登山道を伊勢原の町並みを眺めながら進んでいく。見晴台からは大山を見返して、そのまま日向の方へ降りていく。尾根はあまり雪が無く、等身大の地蔵(何度見てもどきっとする)を通過して。指導標の示す日向薬師(3.5km)方面へ。 車道に出るが、ここからが危ないところ。路面が凍結しているのである。車の轍ができているが、なるべく雪があるところを選んで歩いて行く。車道歩きは結構長く、石雲寺、浄発願寺、と通過して日向薬師のバス停に到着するとタイミング良くバスが待っていた。 Camera:CANON EOS M3
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