|
TOP > 神奈川県の山 > 三ノ塔
塔ノ台・三ノ塔-丹沢の山 塔ノ台・三ノ塔-丹沢の山 下界は秋晴れでも稜線はガス 下界は秋晴れでも稜線はガス 【ガスに覆われる表尾根】
コース(タイム)蓑毛(07:08)-(08:03)ヤビツ峠-岳ノ台-二ノ塔-(10:43)三ノ塔(11:25)-(13:10)大倉バス停
《山概略》
《塔の台へ》 蓑毛のバス停から道を挟んで反対側の沢沿いの舗装道を進む。上り坂の道を一直線に進み、石灯篭を挟んで道は左右に分かれる。右に行けば大山方面で、左のヤビツ峠方面に向かう。舗装道は続くが道が狭くなり、春嶽堰堤の前で木橋を渡る。道は山道となり、髭僧の滝との分岐を通過する。髭僧の滝は以前、沢登りで入り、表参道に抜けたことがある。
蓑毛から一時間弱でヤビツ峠に到着する。ヤビツ峠行きのバスよりは早く着いたようだ。通常ヤビツ峠からは峠の向こう側の富士見山荘経由で表尾根に入るのだが、今回は、岳ノ台経由で歩くことにする。岳ノ台への入り口は、ヤビツ峠の車道の少し蓑毛側にある。 岳ノ台ハイキングコースと書かれた道標があり、そこから階段の登りとなる。あまり人が歩かれていないような、草の生い茂った細い登り道が続き、あずま屋に突き当たる。ちょうどいい具合の休憩所だ。ここで、まだ食べていない朝食timeとした。
あずま屋からは下りで、細い尾根を進む。下草が生い茂り、ほどんど足元は見えず、藪の中をかき分けて進む場面も続く。草の露で、下半身はずぶ濡れになる。道はアップダウンが多く、結構ハードな道である。 草むらの先に展望台が見え、そこへ向かっていくと、そこが岳ノ台の山頂(899m)だった。展望台の上からは北面の札掛方面だけが見え、それ以外はガスに覆われていた。
《三ノ塔へ》 塔ノ台展望台から菩提峠へ向かう。緩やかな下りが続き、菩提風神祠の近くを通る。視界が開けて植林が伐採された後の草原のような場所に出る。奥の方に駐車スペースが見えるが、そこが菩提峠だろう。道をショートカットしてその駐車スペースへ進んだ。 岳ノ台ハイキングコースでは誰とも会わなかったが、菩提峠の先からは表尾根となり、平日といえども人通りが多い。道も広く歩きやすい。道脇にはアザミやホトトギス、オオヤマボクチの花が咲いている。坂を上りきり、ピークに到達する。二ノ塔の山頂である。ここは素通りし、先に進む。
二ノ塔から三ノ塔までは10分余りである。標高差は60mほどだが、いったん下るので100mほど登ることになる。三ノ塔の山頂に到達すると、正面に山小屋がある。広い山頂は360度の好展望のはずだが、ガスに覆われ眺望は全くない。テーブルの一つで休憩した。 この日は秋晴れの予報だったが、丹沢の稜線だけは雲がかかっていたようだ。期待した富士山の眺望も見られないので、塔ノ岳までの縦走を諦めて、三ノ塔尾根を下ることにした。
三ノ塔山頂から来た道を少し戻ると、三ノ塔尾根への分岐がある。そこから長い尾根を下り、途中から萩山林道を通った。この辺りは植林作業のためか、縦横無尽に林道が伸びている。道が分かりにくいためか、登山道と書かれた指導標が要所要所に置かれている。 道は戸川公園に続き、歩行者専用の風の吊橋が見えてくる。その橋を渡ると正面に大倉のバス停がある。平日なので並んでいる人は少ない。少し待つとバスはやって来た。バスに座ると爆睡し、渋沢駅で小田急線に乗り換えた。二駅先の鶴巻温泉に立ち寄るつもりだったが、座席に座ると途中下車が面倒になって、そのまま自宅に帰った。 Camera:CANON EOS 90D
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |