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タデ湿原とその周辺-大分県

タデ湿原とその周辺-大分県

ラムサール条約に登録された貴重な湿原

ラムサール条約に登録された貴重な湿原

【タデ原湿原とくじゅうの山なみ】

タデ原湿原とくじゅうの山なみ

山行情報
日程 2011年08月10日(水)
山名(山域) タデ湿原(大分県
入/下山地 長者原
メンバー 福島親子
行動時間 35分
歩行
距離
登り
下り
歩数
1.2km 21m 21m --歩
■■■

コース(タイム)

長者原駐車場(14:38)-ビジターセンター-蓼原湿原-(15:14)長者原駐車場

 《山概略》
 大分県くじゅうの坊ヶ鶴とタデ原湿原はラムサール条約(平成17年)で保全すべき重要な湿地として登録されている。学生時代に良く訪れたくじゅうではあるが、当時はもちろん登録前で、そのような貴重な自然だとは思っていなかった。しかしながら、くじゅうの美しい山なみと緑はそれだけで十分貴重なものであることは、来たことがある者なら誰でも思うことだろう。

 《アプローチ編》
 大分自動車道が開通し、福岡からのアプローチはずいぶん楽なものになっている。標高1000mの長者原には以前はなかった(と言っても20年以上前の話)大駐車場(無料)ができ、くじゅう連山の玄関口として賑わっている。長者原に至る途中、九酔渓の峠道を走り、九重"夢"大吊橋に立ち寄った。

 《九重"夢"大吊橋へ》
 くじゅうはその自然だけで十分に楽しめるのだが、九重"夢"大吊橋ができてますます観光客が増えたと言うことだ。初めはこの橋に立ち寄るつもりはなかったのだが、時間が余ったので立ち寄ることにした。(実際の立ち寄りはタデ原湿原の後)


九重夢大吊橋 【九重"夢"大吊橋】

 地上からの高さ173mは日本一と言うことだ。観光用の吊り橋で、500円払って歩いて渡る。渡ってまた戻ってこなければならない。2006年の開通からわずか24日後に年間目標の30万人を達成したという人気の橋で、町の税収に大きく寄与している。そのおかげでこの町の子供の医療費はタダだという。
 注)九重は"ここのえ"と読む。くじゅう連山は九重町と久住町(現在は竹田市に統合)に分かれるので、総称してくじゅうと書くのだろう。


 《タデ原湿原へ》
 天気も良く、最高の登山日和なのだが今回は温泉でのんびりするのが目的となる。長者原の駐車場に車を駐め、周辺を散策することにした。
駐車場からくじゅう連山を望む 【駐車場からくじゅう連山を望む】

 道を挟んで対面にあるのがビジターセンター。まずはここでタデ原湿原のお勉強をして、湿原の散策をします。

ヒゴダイのお迎え 【ヒゴダイのお迎え】

 湿原の入口では早くもヒゴダイが出迎えてくれる。何とも不思議な形の花だ。奥に見える橋を渡って遊歩道を歩きます。
 タデ原湿原では大分県の絶滅のおそれのある野生植物を多く見ることができる。


名犬平治号 【名犬平治号】

 山岳ガイドの平治号(ひじごう)。この犬をモデルにした映画も作られている(「奇跡の山 さよなら、名犬平治」1992年)。自分が最初にくじゅうを訪れたときは2代目の平治号が活躍していたが、この犬とは犬種が違っていた。その2代目も間もなく老衰で亡くなった。

長者原レストハウス 【長者原レストハウス】

 学生時代はよく利用した。山に入る前にここでカツ丼(もしくはカレー)を食べ、山から降りてくると二階の温泉風呂に入ったものだ。風呂はこの日も営業していた。

 長者原を後にし、町田バーネット牧場へ行き豊後牛のステーキを食べ、この日の宿泊地である国民宿舎久住高原荘へ向かった。明日はくじゅうの低山、一目山を登る予定だ。

《タデ原湿原とその周辺の花》
ヒゴダイ アカバナシモツケ サワヒヨドリ
 【1.ヒゴダイ】
 【2.アカバナシモツケ】
 【3.サワヒヨドリ】
ハンカイソウ アカツメクサ コオニユリ
 【4.ハンカイソウ】
 【5.アカツメクサ】
 【6.コオニユリ】
キスゲ
 【7.キスゲ】
 
 

付近の山 一目山(2011.08.11

立ち寄り湯情報
 
赤川温泉 久住高原荘★★★
場所:大分県竹田市久住町大字久住4031(TEL:0974-76-1211)
泉質:硫化水素泉
料金:500円・時間:10:00~16:00
食堂:有、露天:有
Camera:NIKON COOLPIX P300

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