週末は野山にいます


鹿児島県の山

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・開聞岳(2017.04.30)
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韓国岳-鹿児島県の山

韓国岳-鹿児島県の山

高原登山は涼しく快適

高原登山は涼しく快適

【えびの高原展望台からの韓国岳】

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○山行情報
日程 2020年8月30日(日)
山名(山域) 韓国岳(九州
入/下山地 えびの駐車場/大浪池登山口
メンバー 単独行
行動時間 3時間53分
歩行 距離登り下り歩数
7.3km674m747m---歩

韓国岳マップ

○コース(タイム)

えびの高原(07:54)-(08:42)五合目-(09:13)韓国岳-(10:42)大浪池休憩所-(11:47)大浪池登山口

 《山概略》
 韓国岳(からくにだけ)は鹿児島県霧島にある標高1700mの山。霧島山を構成する山の一つで、その最高峰である。山頂は宮崎県えびの市・小林市、鹿児島県霧島市の境界となる。えびの高原から高千穂河原までの縦走路の最初のピークであるが、新燃岳の火山活動により、現在縦走することはできない。

 《アプローチ編》
 JALのどこかにマイルで鹿児島に行くことになった。鹿児島は四つの候補の中で第四希望であったが、決まったからには、何をするか計画しなければならない。そこで、温泉のある霧島へ行くことにした。韓国岳は30年ほど前にも行っているが、風景が良かったので再び行くことにした。
 鹿児島空港からはレンタカーを借りて、霧島ホテルにチェックイン。翌日の韓国岳行きに備えた。霧島ホテルには広い温泉があり、それだけでも泊まる価値がある。今回ホテル単独の予約でGOTOキャンペーンが適用され、安く泊まることができた。霧島の観光協会で、霧島の地図を入手した。登山口のバス時刻も記載され役に立ちそうだ。

 《韓国岳へ》
 ホテルからえびの高原駐車場までは車で15分ほど。料金所に係員はいなかったが、車の出入りはできるようだった。下山後、ワイパーに駐車票みたいなものが挟まっていて、出るときに駐車料金500円を払うことになる。駐車場からは韓国岳が見えるが逆光でまぶしい。
 韓国岳が見える駐車場の奥へと進み、車道を横切る。硫黄山方面の道は火山活動のため通行止めとなっている。その脇の道に韓国岳登山口と書かれた標識がある。舗装された遊歩道を進むと登山ポストがあり、さらに進むと明るい樹林帯となる。




 樹林帯ではちらほらと花が咲いている。白い花が咲いていたが調べてもわからなかった。
最初に三合目の標識。まだ先は長いのかと思ったが、山頂までの標高差は300m足らずなので、感覚的には七合目のような気がする。三合目から先は樹林帯から抜けて空が広がり、えびの高原方面を見渡すことができる。硫黄山のあたりでは白い噴煙が上がっている。



 岩混じりの赤土の登山道をゆっくりと上り、五合目六合目と順に通過する。七合目あた りはすでに火口壁に達している。前方には大浪池がチラリと見えている。
 八合目では丸太の柵が現れ、その柵に沿っていくと左手に韓国岳1700mと書かれた案内板があり、そこが山頂だとわかる。岩を伝ってその案内板までいくとその傍らに三角点がある。案内板の後ろは断崖絶壁の火口である。火口といっても噴気とかはなく、茶色い土の広場となっている。



 火口の反対側は韓国岳と同じような山があるが、特に山としての名前はなく、火口に水がたまっているため大浪池と呼ばれている。韓国岳の方はなぜ水がたまらないのだろうか。
 山頂の岩場で少し休み、大浪池の方へ向かった。大浪池方面から上ってくる登山者は意外と多い。大浪池登山口の駐車場は無料なので、知ってる人なら有料のえびの駐車場よりそちらの方を利用するものだろう。
 赤土のザレ場を少し下ると、木道の階段道となる。うねうねと曲がりながら続く階段だが、時々崩れかけた部分があるので注意が必要だ。池が見えなくなるまで下り、樹林の中へ入る。



 大浪池は右回りと左回りがあり、その分岐に到着する。いずれも池の反対側で合流することになり、左右の違いはよくわからない。どちらの方へいこうか迷ったが、右の西回りにいくことにした。
 道は登り返しで、大浪池の火口壁に向かって進む。このあたりは九州自然歩道のようで、環境省の案内板がある。やがて火口壁に出たようで、再び池が見えてくる。
 左手に大浪池を見ながら火口壁の細い道を東回りの道と合流するところまで進む。その合流地点あたりは池が近く、休憩適地だったのでそこで休憩し、軽い昼食をとる。池の向こうには今降りてきた韓国岳が見えている。



 大浪池登山口へ下り始めると、大浪池園地休憩所がある。木造の比較的きれいな小屋でトイレもあるのだが、なぜか立ち入り禁止となっていた。後でネットで調べると、令和2年9月1日供用開始と書いてあった。この日は供用2日前だったのだ。
 大浪池登山口までは石畳もありよく整備されている。車道まで下ると目の前にバス停がある。事前に調べていたえびの高原行きのバスは12:50である。1時間ほど待って、車を止めたえびの高原までバスで戻った。

○立ち寄り湯情報
硫黄谷温泉 霧島ホテル★★★★
準備中 場所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948(TEL:0995-78-2121)
泉質:硫黄泉・明礬泉・塩類泉・鉄泉
料金:1000円・時間:11:00~17:00
休館:-
食堂:有、露天:有
Camera:CANON EOS 90D