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三ノ塔-神奈川県の山 三ノ塔-神奈川県の山 登山靴を新調、丹沢へ 登山靴を新調、丹沢へ 【三ノ塔山頂】
コース(タイム)大倉バス停(06:51)-(07:54)牛首-(09:21)三ノ塔(09:38)-(09:52)二ノ塔-(11:02)葛葉ノ泉-(11:55)菩提原バス停
《山概略》
《二ノ塔へ》 大倉のバス停で降りた多くの登山者は、大倉尾根の方へ行くが、二ノ塔尾根は風の吊り橋を渡る。立派な吊り橋だが歩く人は少ない。吊り橋の下には水無川が流れ、河川敷は公園になっている。橋を渡って左手の階段を登り、舗装道を進む。要所要所に三ノ塔方面を示す指導標があるので迷うことはない。 植林帯の舗装された道を緩やかに登っていると、上からチャリンコが猛スピードで降りてきてひかれそうになる。道脇にはヤマユリなどいくつか花が咲いていた。しばらく林道を歩いて行くと左手に三ノ塔方面の登山口がある。狭い登山口なのでボーとしてたら見落としやすい。
山道は薄暗い植林帯で、地面は濡れていた。いかにもヒルが出そうだが、地面を見るとまさしくヒルだらけだった。無数のヒル達が棒立ちになってクネクネと獲物を狙っていた。この植林帯は長く続くので覚悟を決めて突破することにした。山に入る前にスパッツを着けておくべきだった。さらに塩を持ってくるのを忘れていた。 ヒルはしぶとく、休み無く歩いていても登山靴を這い登ってくる。はじき飛ばしたヒルは数知れず、結局は1匹には血を吸われることになった。鉄塔の下の日の当たる場所に来てようやくスパッツを着けることができた。スパッツを着けても万全ではないのだが、多少は被害を免れることができるはずだ。 ほとんど植林帯の三ノ塔尾根は長く単調である。一度林道を横切り、再び山道となるが、道中ほぼ眺望はなく、ヒルの巣窟でもあるため、この時期に歩く者はほとんどいない。ヒルがいなくなった頃、ようやく休憩をしてると2人組が登っていったのが最初で最後だった。
稜線近くまで登ってようやく植林帯は終わり、周りが明るくなってくる。塔ノ岳とヤビツ峠分岐を左の塔ノ岳方面に進むとすぐに三ノ塔山頂(1204.7m)である。緑屋根の避難小屋があり、その周りにいくつかのテーブルがある。空は雲が多く、眺望は見えなかった。隣の烏尾山の山荘が見え隠れしていた。
三ノ塔山頂でしばらく休憩し、二ノ塔から二ノ塔尾根を下って下山するとことにした。もう少し稜線を歩いても良かったが、今回の山行目的は新調した登山靴の試運転である。その目的は十分果たせていた。 二ノ塔までの表尾根はさすがに歩いている人が多い。バスに乗ってヤビツ峠から歩いてくる人だろう、まとまってすれ違う。道には木道もあり歩きやすい。二ノ塔山頂は休んでいる人が多く、素通りして右手の尾根を下った。
二ノ塔尾根を少し下ると、日本武尊足跡入口と書かれた木柱が立っている。興味があって見てみようと、脇道を少し歩いたが、距離が分からずどれほど歩くか見当もつかなかった。途中であきらめて引き返した。 尾根を下って、一度林道を横切り、さらに下ると次の林道に出る。この林道を右手に進むと葛葉の泉がある。湧き水の所では、あり得ない数のポリタンクに水を汲んでいる人たちがいる。ここにはベンチもあり下山後の休憩をするには最適である。バスに乗る前に、汗だらけのTシャツを着替えた。 葛葉の泉から菩提のバス停まではさらに30分ほど歩く。途中、第二東名高速道路の予定地を横切るが、まだ基礎もできていない。早期完成を期待したい。 予定では菩提のバス停だったが、なぜか菩提原のバス停に到着した。バスはタイミング良く、時刻表を見る間もなくやって来た。それに飛び乗り秦野駅へ向かった。
Camera:CANON EOS 6D
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