トップ | 日本四百名山 | 東海自然歩道 | 神奈川県の山 | 東京都の山

東海自然歩道

高尾山−ピクニックランド前

[Page1] [Page2]


【城山山頂】
 城山山頂に到着。ここは難民キャンプかと見まがうほど人でごった返している。どこからこんなに人がわいてきたのだろうか。この雑踏の中では落ち着いて休憩できそうにないので先に進むことにする。 11:34
【現地説明文】
 山頂が東京都と神奈川県の境界で、東京都側は明治の森高尾国定公園、神奈川県側は県立陣馬相模湖自然公園であり、東海自然歩道の神奈川県内64.7kmの起点となっています。神奈川県内コースは東海自然歩道全コースを通じて、もっともけわしいところとされていますが、広大な景観やさわやかな小鳥のさえずりなど自然の姿が歩く途中でじゅうぶんたん能できるでしょう。又歩道の土地周辺の樹木等はすべて個人の所有する財産であり、これらを善意により無償で利用させて頂いておりますので、樹木等を損傷させたり、タバコの不始末による火災のないよう注意して利用してください。 神奈川県

【城山小屋周辺】

 小屋の周辺はたくさんの客でごった返していた。どこからこんなに集まってきたのだろうか。みんな一様に食事をとっている。
 11:39


【弁天橋コース】

 城山の人の数に比べ、城山から弁天橋へのコースはほとんど人が歩いていない。たぶん皆陣馬山の方へ向かうか、その逆コースをたどるからだろう。なぜなら多くのガイドマップがそのコースを紹介しているからである。
 10分ほど歩くと左の木の根元にお地蔵さんが鎮座していた。



【好展望の地】

 突然相模湖方面の展望が開けた。足下の町並みが箱庭のようだ(11:59)。この後登る嵐山が見える。
 城山の登山口に到着(12:15)。ここにはトイレや茶屋がある。付近の住宅は山肌に肩を寄せるように建っている。
【住宅地の中へ】
 山を下りると東海自然歩道は住宅地の中を通り抜けていく。まっすぐな道を歩き、信号付きの横断歩道を渡る。左手に進み右斜め前の道を進むと小さな公園があるので、その手前を右折する。
 住宅地を抜けると、眼下の相模川に架かる弁天橋が見えてくる。橋の下を流れる川は先日までの大雨で水量が多く濁っているのがわかる。アスファルトから野道に変わるといきなり道が崩落して寸断されている。しかしながらしっかりと巻き道ができていた。

【弁天橋】

 まさに東海自然歩道を歩くためだけに造られた橋である(12:29)。
 橋を渡り、キャンプ場を通り抜け、道標の相模湖駅方面をめざす。アスファルトの歩道を歩いていくと左手に嵐山の入り口である階段にたどり着く。嵐山もまた人が少なく、山頂までは一組の夫婦を見かけただけだった。


【嵐山山頂】

 ようやく嵐山山頂に到着。相模湖の眺めがよい。山頂の地面はつるつるで滑り転けやすかった。
 嵐山からの相模湖は「かながわの景勝50選」に選ばれている。
 12:59

 
 嵐山(標高405.9m)
 南は道志山、北は小仏山脈の中間にあって間の山というのが本当の名であるが「相模湖東岸に迫るなだらかな山容と山肌を色どる美しい落葉広葉樹林が織りなす景観が京都の嵐山に似ている」のでいつのころか嵐山といわれるようになりました。 神奈川県

 嵐山の下山道では栗のイガが至る所に落ちていた。もちろん中は空っぽだ。猿が食べたのだろうか。柵で仕切られた相模湖ピクニックランドの駐車場の脇を通り抜ける。

【のどかな里山風景】

 民家の裏庭のようなところを通り抜けると、交通量の多い幹線道路にでる。
 13:45

 
 相模湖ピクニックランドのバス停に着いたのは13:48、石老山を越えて西野々まで行きたかったが時間的にちょっと無理そうだ。しかもちょうどいい具合にバスがやってきたので渡りに船とばかりにそれに飛び乗った。バスは三ヶ木までで、そこから別のバスに乗り換え横浜線橋本駅へ。

「ピクニックランド−西野々」へ


Camera:CANON Power Shot A5

NOYAMA
ホームに戻る
NOHOU