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大尽山-青森県の山 大尽山-青森県の山 道がわからず撤退 道がわからず撤退 【恐山からの大尽山】
コース(タイム)自然歩道入口(8:40)-撤退地点-(10:25)自然歩道入口
《山概略》
《大尽山へ》 駐車場に入って右手に遊歩道の入り口がある。案内板があるが、恐山山地森林生態系保護地域の案内で、大尽山の登山のものではない。あくまでも宇曽利山湖を周遊する自然歩道のための案内板だ。遊歩道に入ると、緑の樹林帯で日差しもさえぎられる。 少し歩くと、杭を何本も立てた車止め柵を通過する。高低差の無い道をしばらく歩くと、大平まで11kmの指導標がある。大平がどこにあるのかは知らないが、目指しているところではない。 右手には宇曽利山湖があるはずだが、樹林が遮りほとんど見ることはできない。宇曽利山というのはもともとは恐山のことだったようだ。宇曽利山湖はph3.5の酸性で、生息する魚はウグイの1種のみということだ。 30分ほど歩くと分岐があり、左手が大平となっている。大尽山を示す指導標は相変わらずないが、ここは直進する。道は車が通れるほどの林道となり、小尽沢を渡る。右手にちらりと湖が見える。
道にトラロープで仕切っているところがあるが意味不明だ。登山者は進んで良いのだろうか。とにかく進む。そろそろ左手に登り口があるはずだが、なかなかそれらしき場所がない。GPSのマップによるとすでに通り過ぎている。このマップはどうも使い物にならないようだ。ガーミンのtopoである。現在位置がわかっても、肝心の地図がいい加減だとどうしようもない。iPhoneで国土地理院の地図を呼び出そうとするも、電波が圏外でどうしようもない。しばらく前進したが、結局道がわからず引き返すことにした。 後から分かったのは、あと80m進めば登り口があったということだった。駐車場に戻り、恐山の駐車場に車を移動し、観光した。昔から名前だけは知っていた恐山だが、イタコはおらず、温泉小屋があり、あちこちで火山性ガスが噴出する荒涼とした地形だった。賽の河原からは宇曽利山湖越しに大尽山が見えていた。 恐山を出発し、六ケ所村のスパハウスろっかぽっかで入浴する。温泉から出ると雨が降り出し、二日かけて横浜に帰るまでほとんど雨が続いた。この時期、下北半島より南は梅雨の真っただ中であった。
Camera:CANON EOS 6D Mark II
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