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高森山-青森県の山 高森山-青森県の山 青い森の小さな山を歩く 青い森の小さな山を歩く 【むつ湾展望台からの眺め】
コース(タイム)浅虫温泉駅(11:17)ー(11:45)陸奥湾展望所-(12:40)高森山(12:53)-(14:02)道の駅浅虫温泉
《山概略》
《高森山へ》 駅の観光案内所で高森山の地図を入手し、それを手がかりに山頂を目指すことにする。駅を出て右に進み、しばらく線路沿いの道を歩く。左手には海が見え隠れする。右手に浅虫水族館が見えてくるので、踏切を渡る。車は通れない小さい踏切だ。水族館に向かっていき、その裏手に入っていく。従業員用の駐車場となっているようだが、かまわず進入。もらった地図によると水族館の裏手に山道があり、実際そこへ行くと森林公園案内図がある。しかし草が生い茂り道は完全にふさがれているようだ。そこからの進入は諦め、北の方にある森林公園駐車場方面へ向かった。 車道沿いの歩道を歩いて行くと、遊歩道入口という看板があり、トイレもある。そこを右に曲がって森林公園の中へと入っていく。入ってすぐ、車道から左手に車両進入禁止の林道があるので、そちらに進む。林道は短い緑に覆われ、周りも緑に囲まれているので一面緑だ。
しばらく道沿いに歩いて行き、ふとGPSを見ると思ったところと違うところを歩いていたようだ。かなり遠回りの道となっている。先ほどの分岐で林道に入らずそのまま車道を進むべきだった。遠回りでも間違いではないのでそのまま歩いて行くと、むつ湾展望所へのショートカットの道がある。そこを右に曲がり、階段を登っていくとまさに陸奥湾を一望できる展望所に出る。
むつ湾展望所からは左手に岩木山の姿がうっすらと見え、対岸の陸地は津軽半島だ。眼下には小さな島があり小山のような島は湯の島だ。後日、上陸できるのか調べたところ、カタクリの咲く頃にボートで渡らせてくれるようだ。この展望所は今回のルートで唯一の眺望のある場所で、以降は全て森の中となる。陸奥湾を目に焼き付け、登ってきた階段を下りて行く。高森山と書かれた指導標に従って道を進み、緩い階段を登っていく。良く整備された自然歩道だ。 あずま屋のある広場に出て、そこから道は細くなる。熊出没注意の看板があったが、しばらく歩くと、真新しい熊の糞が道の真ん中に落ちていた。これはシリアスだと思い、クマ避けのベルを取り出し、それを鳴らしながらの歩行となる。ちなみにこの山で出会ったのはトレラン2人とハイカー1人の計3人だけで、ほとんど人気の無い山である。
熊野出没に緊張しながらも、ブナの森の心地よさを感じながら歩いて行く。関東ではある程度の高度でないとブナの木は生えてないが、ここでは標高200m程度で元気なブナの森である。熊もえさが豊富なのだろう。 ホタル湖への分岐があり、下りはそこを歩こうかと思ったが、道が薮で覆われ歩けそうになかった。そのまま尾根を登っていき、最後はやや急坂となる。それを登りきると、標高386mの高森山山頂である。山頂には樹林に囲まれ眺望は全くない。高森山神社の赤い祠と、松の木の根元に二等三角点がある。
山頂は座るような所もなく、少し休んでから来た道を下山する。あずま屋のある広場からは、すす川口方面に進む。道なりに進むと集落に出て、そこからはiPhoneのマップを頼りに、住宅地を進む。鉄道をまたぐ歩道橋を渡り、浅虫温泉駅を左下に見て、通り過ぎた先にある浅虫温泉「ゆ~さ浅虫」がゴールである。 この日は青森駅前のビジネスホテルに泊まり、翌日は弘前城と五所川原の立佞武多の館を訪れた。五所川原からは強い雨となった。
Camera:CANON EOS 80D
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