|
八丈三原山-東京都の山 八丈三原山-東京都の山 天気回復、観光切り替え山頂へ 天気回復、観光切り替え山頂へ 【三原山山頂までもう少し】
コース(タイム)NTT道入口(12:45)-(12:54)NTT-(13:20)見晴台(13:30)-(13:38)三原山-(13:56)見晴台(14:21)-(14:52)NTT道入口
《山概略》
《三原山へ》 防衛道路からNTT道の入口は特に車止めはないが、小さな道標に許可のない車両は通行禁止と書かれている。歩いて入るのは構わないのか分からないが、町の登山マップではハイキング道となっているので問題はないのだろう。
舗装された道をしばらく歩いていくと、NTTの無線中継所があり、舗装道はそこで行き止まりとなる。施設の左に三原山頂への山道があるので、そこへ進む。石に彫られた道標がある。来た道は三根・大賀郷から来たようだ。振り返ると八丈富士や小八丈、そして遠い洋上に御蔵島が見える。 フェンスに沿って階段を少し下り、そのままその階段は登りとなり、うっそうとした樹林帯の中で階段の道が続く。電信柱を通り過ぎ、振り返ると登山道と電線が平行して山頂に向かっていた。階段が終わるが登り坂は続き、電柱もまだ現れる。 樹林を抜けて空が広くなるとNHKの道標がある。このあたりの稜線は眺めがよく、特に広く見渡せるところでしばらく写真を撮った。眼下に八丈空港の滑走路や街並みがはっきりと見えている。
洋上の島は風が強く、注意はしていたものの帽子を飛ばしてしまった。背後の断崖絶壁の枯れ枝に引っかかっているのだが、距離が3mほど有り回収するのは非常に危険だ。目の前にある帽子をあきらめるしかなかった。先代の帽子は摩耶山下山後の居酒屋で失っている。帽子はあまり長持ちしないものだ。 展望を満喫し、山頂へと向かう。見た目は遠そうに感じるが山頂まではすぐである。笹が生い茂る小道を進み、NHKのパラボラアンテナの横を通過する。そして、遠くから見えていた大きなアンテナ施設の前に出る。施設は東京都の防災行政無線三原山中継所だった。
山頂へは右の方に道が続き、少し登ると三原山の山頂(700.9m)である。三等三角点があるが、眺めはあまり良くない。南側の太平洋は見えるが、八丈富士方面は笹で半ば隠れている。南の彼方には青ヶ島がうっすらと見え、北の方には御蔵島が見えている。本土からは島伝いに青ヶ島までは有視界で行くことができるのが分かる。 山頂から東の方は台地のようになっているが、数百メートル先に仮設トイレが置かれているのが見える。登山ルートでもあるので、登山者用のトイレだろうか。
山頂ではあまり長居せずに来た道を戻った。先ほどの好展望の見晴台まで来ると、空港に航空機が駐機しているのが見えた。ひょっとして飛び立つのかと時間を確認すると、ちょうど5分後が出発だった。しばらく待って、離陸の様子を見学した。
下りは早く、見晴台から30分で駐車スペースへ戻ることができた。結局山では誰とも会うことはなかった。木曜日の平日ではあるが、地元の人は登らないのだろうか。車に乗り、樫立地区から大阪トンネルを通ってホテルへ戻った。温泉ではないがホテルの大浴場で汗を流した。 Camera:CANON PowerShot S100
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |